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100倍クリックされる超webライティング実践テク60

webライティングの文体を真似しようと思い、ネットの記事を眺めていても漠然とした傾向しか見えてきません。もっと具体的な構造や、書くコツなどが知りたくて手にとりました。文章をサイトにアップロードするということは、文章がネット記事に慣れている読者の目にさらされるということです。そこで、ストレートなタイトルの本を選んでみました。文字も大きく、見やすい構成になっていて、さすがwebライティングの本だという印象です。読むとわかりますが、このタイトルにもしっかり「ノウハウ」が使われています。

■ 誰に向けて書くか

多くの人に読んでもらう為には逆説的ですが、誰に向けて書く記事(文章)なのか、ターゲットを絞ることがポイントです。性別、年齢、職業などなど、読者のプロフィールを想像してみる。家族、ペット、年収、悩み、欲しいもの、やりたいこと、まで考えて、名前をつけてかわいがること。
なるほどなるほど。

■ いつ、どこで、何のために読むか

書いたものが、読まれる時間帯(いつ読むか)、その記事をどこで読むか、なぜ読むか、場面を思い浮かべて、読者がなぜその情報を欲しいのかを想像してみる。そして、悩みの解決ストーリーを考える。
ほうほう。

■ タイトル大事

SEO対策のためというのもあります。しかし今の時代、それ以上に意識する必要があるのは「読み手は、自分が欲しい情報かどうかを瞬時に見分けている」ことです。記事を目にしてから、3秒程度でそれを判断すると仮定して、読む速度を1秒10文字とすると、最初の30文字前後の勝負となります。というわけで、タイトルの書き方はある意味、最も大事ということになります。おうおう。

■ 作文着手の順番

文章を作っていく手順も解説されていたので、軽く紹介します。

1、仮タイトル
2、小見出し
3、本文
4、序文
5、締めの文
6、本番タイトル

「小見出し」は、書きたいことの箇条書きで大丈夫です。小見出しに対してそれぞれの内容が「本文」にあたります。

実際にやってみると、小見出し書きながら、本文もすこし書いてみたり、小見出しを書いてるときに、締めの文がひらめいたり。自分の場合はこの順番どおりには全く書けませんでした。

とはいえ、1~6の見出しを書いておくことで、そこを埋めていく作業に集中でき、ものすごくスムーズに作文できました。800-1000文字くらいの場合ですが「続きが書けない」というような迷いは、解消できたと思います。人それぞれだと思いますが、あっち書いてはこっち書いて、というやり方が自分にはあっているのかもしれません。せっかく作文好きなので、なるべく楽しくスムーズにやりたいですよね。まあ、そんな感じです。

■ まとめ

いままでは「いかにも」なweb記事に対して、ちょっと苦手意識があったのですが「ネット社会で暮らす読者を意識した文章作成術」と考えると、読み手を意識して出来上がったスタイルなのだと納得できました。
ためになったことをまとめると、

・誰に向けて書くか、読者を設定、名前をつけてかわいがる
・いつ、どこで、なぜ読むか、を考えて書く
・SEOも意識したタイトル戦略
・作文着手の順番

となります。

この本には記事や、キーワード、いわゆる「フレーズ」などについて沢山のテンプレが用意されていて、そのまま使えそうなものも多くあります。僕もぜひwebライティングにもチャレンジしてみようと思います。


100倍クリックされる超webライティング実践テク60
(東 香名子著、パルコ出版)を読んで 

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