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納豆

パックの納豆が好きでよく買ってきます。
賞味期限が明日までの納豆がドラッグストアで半額になっていました。きれいに売り切るスーパーとくらべ、仕入れが雑なためか売れ残っていた様子。納豆なんてのはもともと腐っているわけで、賞味期限が切れてからがおいしくなると思っています。もっとも、「消費期限」っやつだけはあなどっちゃいけません。あくまで「賞味期限」の話です。

アイデアを凝らす納豆パック

個人的には納豆には気に入った「味」を求めています。メーカーが辛子やタレの包装に工夫をこらしても、迷える消費者を増やす以外のメリットってあるのかなぁなんて考えています。そこじゃないんだよなあ、というあくまで個人の意見ですが。

パックのフタにタレが仕込まれているもの、タレを同梱させるのはフタの上か下か。タレの包装はギザギザにするのかマジックカット®にするのかなど。ひょっとしたら世の中を、複雑化させて本質が見えにくくなっているのは、こういう小さなことの積み重ねが原因なのかもしれない。

押して飛び出させるタレ

包装の表ににでかでかと「ここを押す」とかいてあるタレがついていました。どうやら、圧に弱いところをあらかじめ作っておいて、押してプチゅっと出してみてくれというものらし。タレだけじゃなくて、辛子にも同じ工夫がされていました。

プチゅっ。

成功率

納豆パックは3個入りなので、成功率を計算してみました。かなり高度で複雑な計算でしたが、有名大学を出ているボクには造作も無いことです、うはははは。成功率は0.3333。つまり、おおよそ3回に2回はうまくいかないという結果です。もちろん、サイコロの目を6回振ったら1の目が一回だけでないのと同じで、これは計算上の話です。ちょっとむずかしい話をしてしまいましたうひひひ。

この場合失敗とは狙い通りに「プチゅっ」とならず、指やテーブルを汚してしまった場合を指します。

飛び出すものは飛び出す

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要するに、タレは物理法則にのっとって飛び出すわけですが、圧のかかる面積や力の強さなどの変数がたくさんあるため「プチゅっ、あっ!」となる確率が高いということです。要するに「トーストはバターを塗った面を下にして必ず落ちる」という勇名な法則があるのと同様に、タレやレトルトパック、シャンプーの詰替など、プチゅっ、あっ!の運命は避けられないのである。

プチゅっ、あっ!

メーカーの苦悩

メーカーさんは頑張ったと思います。消費者のことを考え、ネクタイを締めた人や白衣を着た人など多くの方が開発に携わり、試行錯誤の末生み出したのでしょう。そうだと思います。だがしかし、タレなんかの包装はあけたらプチゅっ、あっ!となるものなのです。

猫は高いところから落とすと必ず脚から着地します。じゃあ、猫にバターをたっぷり塗ったトーストを背負わさて(もちろんバターの面は上)高いところから落とすとどうなるか。落下せずに空中に浮いたままになのかというとそうはなりません。おそらく猫は脚から着地してバターの面は無事となるはずです。

しかし、トーストを背負わさて高いところから落とした猫と、今後も友好関係を続けられるのかとか、猫の毛がついたトーストは美味しいのかという問題もでてきます。結局、トーストはバターの面が下だろうと上だろうと、落ちたら食べられなくなるということです(それでもという場合は除く)

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何が言いたいのかというと、タレを開けるといくらかの確率で「プチゅっ、あっ」となるのは、科学的なエビ…なんだ。そう、エビデンスに基づく、いわば宇宙の真理ともいえる法則だということです。

つまり、お出かけの前は、タレ系の開封には注意して、着替えた服にかからないようにしろという教訓です。くっそー、着替えなきゃ。

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