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読書感想メモ「スゴイ文章術」

最近読んだ本で、一番読みやすかった本の紹介です。
文章がわかりやすくて、伝わる感がものすごい。なんだか読むだけでも、作文が上手くなる気がします。

良い文章とは、読み手が読みたい文章

良い文章とは、読み手が読みたい文章です。
読み手の動機に対して、その要求をかなえてあげる文章のことです。
たとえば、本の購入を迷って、レビューを読む場合。そこには購入の判断材料となる情報が、きちんとわかりやすく書かれている必要があります。

反対に、悪い文章とはどんな文章でしょうか。それは、誰にも読まれない文章です。どんなに名文であっても、誰にも読まれなければ名文とは言えません。つまり、読み手があってこその文章なのです。

第一行目の最大の目的は第二行目を読ませること
第二行目の最大の目的は第三行目を読ませること
ジョセフ・シュガーマンの言葉
(著名なダイレクトマーケター)

まずは1行目を読ませること、そし2行目を…。つまり、このくらいの覚悟で書く必要があります。

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ステーキを売るなシズルをうれ

「シズル」とはジュージューと肉が焼ける音のという意味の英語です。転じて、消費者の感覚を刺激する「らしさ」のことです。

たとえば、冷えたビールを表現したいとします。この場合、照りつける太陽とグラスについた水滴の映像によって、冷えたビールを想起させます。

人間は五感から入ってくる情報を、脳内で組み立てて感じることができます。インスタは視覚情報を、You Tubeは視覚と聴覚情報を伝えることができます。文字は読み手の想像力を使えば、質こそ粗いものの全ての感覚を伝えることができます。

本を読んで感想

とにかく、文章術の本で、これだけ読みやすいものは初めてです。著者はセールス・マーケティングにも長けていて、共感と感動の必要性についても述べてあります。

僕は、情報発信をして、誰かの役に立ちたいと思っています。それが叶う文章を書くには、まだまだ修行が必要です。この本を読むだけで、すこし文章がうまくなった気がします。もっとも、気のせいだということは、感想を書いてみてわかりました。笑

金川顕教『人もお金も動かすスゴイ超文章術』
を読んで


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