【体験記】痔ろうになったお話④
手術を終えてから、もうすぐ3週間が経ちます。
痔ろうと共に施術されたいぼ痔は脱落し、取れた部分の傷は徐々に治まってきている様子。痔ろうの方はと言いますと、かなり傷口が小さくなってきまして、ここからが大事なところ。といった状態です。
※いぼ痔が取れた時点で、入浴が可能になりました。傷を治すには入浴が効くということで、積極的に湯船に浸かることを院長からは勧められました。
痛みに関しては日常生活で感じることはほぼ無く、傷口にガーゼが入る時に我慢するくらいのステータスです。この傷口が塞がってしまうと、膿の出口が塞がってしまうため、完全に塞がってしまわないよう毎日ケアすることが、痔ろう完治に向けて欠かせません。
ゴムについてですが、1週間ごとに少しずつ締め進めている状態です。
事前に見ていた数々の記事では、1ヶ月毎に様子を見て徐々にゴムを締めなおしていく。とあったのですが、院長は少しでもいけそうだと思ったら、淡々とゴム締めをされます。術後1週間で初めてグッと締まった時は「マジかい」と思いました。その日中は締まりの痛みがキツく、痛み止めを服用。
院長曰く「とても順調」だそうですが、だからといってポロっとアッサリ治療が終わることは無いんだろうな・・・と油断しないようにしています。
院長から褒められたことは、「よく歩いている」ということ。座りっぱなしで歩かないのは、やっぱりお尻にあんま良くないんですかね。診療所と勤務先と最寄り駅の距離感から、移動は徒歩という選択肢を取っているのですが、その結果として、1日8,000歩以上歩くようになってました。
さて、今週から週1回の通院となりました。最近の1日ルーティンは↓のような感じです。
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①起床し、トイレを済ませたら風呂場のシャワーで肛門まわりをサッと洗う。傷口からピンセットを使ってガーゼを取り出し、竹串を使って新しいガーゼを挿入。お尻にあてる綿も新しいものに変える。
②家を出て通院。院長による挿入チェックの後、ガーゼを詰めなおしてもらう。傷の治り具合によっては、ゴムを締め直した後にガーゼ詰め。綿も新しいものに交換してもらう。
③出社(11時前くらい)。普通に仕事をする。退社(19時くらい)までの間に2回ほど綿を交換する。
④帰宅。ガーゼを傷口から取り出し、入浴。入浴後は患部の水気をしっかり取り、新しいガーゼを挿入。綿を交換。
⑤就寝。
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大きく分けた5つのアクションの中で、③の出社勤務時に当初悩んでいたのは、お尻にあてていた綿を捨てる場所。男性用トイレの個室にはサニタリーボックスが設置されていない所も多いので、当初はビニール袋に詰めて毎回家に持ち帰っていました。最近、だれでもトイレに設置されていることを知りまして、今はそこで交換をして処分しています。
(設置されているオフィスビルに勤めてて良かったなと思いました)
男性用トイレにもサニタリーボックスの設置を進める動きが徐々に進んでいますね。不審物が置かれる恐れがあると真っ先に懸念が挙げられそうですが、本当に利用を必要としている人にとってはありがたい取り組みだと思います。
日常生活も難なく過ごせるようになっているものの、やはり1日でも早く完治させたいという気持ちが強いです。ストレス溜めない・不摂生しない・下痢しないといったことを意識しつつ、健康的に日々過ごすようにしています。