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【歯科矯正日記①】3~6月:決起と検査と契約と


せっかく歯科矯正をするので、その長い闘いの歴史を記録しておこうと思い立った。
あと、挫折防止。

かなり具体的に記録していくつもりなので、歯科矯正(ワイヤー矯正・抜歯もあるよ)に関心にある方にはおすすめ。

はじめに:過去の矯正と挫折


私は小学生の頃に一度歯科矯正をしている。が、途中で逃亡した。

理由として
・痛い(抜歯、ワイヤーが頬肉を突き刺す、マウスピースも痛くて眠れないなど)
・遠い(親が選んだ歯医者が自転車で約30分のところにあり遠すぎた)
・家庭の事情(親が離婚して家庭内と私の心がそれどころじゃなかった)
などが挙げられる。

歯医者さんにあった「思春期未満お断り」とかは小学生にはちょっと大人な漫画でドキドキしながら読んでたし、好きだったんだけど。ふしぎ遊戯の人の漫画ね。

ワイヤーは力づくでとった。名札の針で、てこの原理の要領で引き剥がした気がする…???学んだことを活かしすぎ!
親も私が矯正していたことを忘れたのか、何も言われず、長い長い年月が過ぎた2022年3月「歯科矯正しよう!」と思い立つ。

ずっと「自分の容姿はどうでもいい」と思ってきたんだけど、夫経由で少しずつ自分を大切にすることを許せるようになったし、コロナが少しずつ落ち着き始めた中で「マスクを外す時に『恥ずかしい』と思いたくないな」という気持ちも高まってきた。

マスクをして口元を見られないことにものすごく安心していたな…やっぱり自分は「歯」に自信が持てないんだなと。
自分の「歯」を気にしながら、カウンセリングするのはクライエントさんに対して申し訳ないな…解消できるなら解消したいな…と思った。

3月16日:思い切って相談

定期健診のときに「歯科矯正を考えているんですけど」と相談。
「今の歯だと歯磨きもしづらいからケアも大変やしねぇ」と賛同された。ぱっと見ただけでも親知らず全部抜歯は確定とのこと。
まぁ何の役にも立てていない歯だから仕方ないね…。
矯正歯科に予約を入れて帰宅。どきどき。

5月11日:検査

かかりつけ歯医者さんの矯正歯科、人気すぎて3月に予約したのに検査は5月。
時間が経過するごとに当初の意欲が失われ、「別に生きるのに支障のない歯に何十万もかけるのもったいないかな…」「わざわざ痛い思いする必要あるかな…」と悪い心がささやき始める。
5月11日に「矯正できるかどうか」の検査を受けた。

写真がめちゃくちゃ嫌いなのに、あらゆる角度から写真を撮られまくったことで心が消耗。写真を撮られると魂抜ける説は実は本当なのでは?と思うくらい。まぁ歯の写真がなきゃ何も始まらないので仕方ないけど。
検査結果は6月!先は長い。

6月11日:検査結果を見る

検査結果のフィードバック

検査結果を見る日!
ものすごく丁寧な所見を見せてもらい、「これがプロ…!」と感動した。きちんと根拠となる資料や数値をもとに現状の課題と治療方針、治療方針にそぐわない事態が起きた時の対応までしっかり書かれている!分かりづらい用語はちゃんと注釈がある!
「私も検査を取るときにはちゃんとせねば…!」と思った。

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