佐藤セイ|臨床心理士・公認心理師ライター

スクールカウンセラー・非常勤講師・ライターを掛け持ちしながら好き勝手に暮らしています。 noteではブログにならない自分の思考の欠片をポロポロと。 ブログ「こころのシゴトで生きていく」はこちら♪→https://psychoblog.work/

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    最近の記事

    親は「家族」ではなく、ただの「アラート」だったことに気づいた話

    ちょっと人に会うと「お盆はご実家に帰られるんですか?」と聞かれる今日この頃。 以前は重く受け止めすぎてうまく答えられなかったけど、最近はテキトーに流せるようになった。 親と会わない時間を過ごすことで、自分の心の中で親が占める割合が少しずつ減り、「親孝行」とか「帰省」といったワードに感じていた過剰な重さが軽減されたからではないかと思う。 親がしんどい原因 親がしんどい原因は、会話のキャッチボールができないことが大きい。 お互い日本語(関西弁)で話しているはずなのに、ほとんどコ

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      • 【歯科矯正日記①】3~6月:決起と検査と契約と

        せっかく歯科矯正をするので、その長い闘いの歴史を記録しておこうと思い立った。 あと、挫折防止。 かなり具体的に記録していくつもりなので、歯科矯正(ワイヤー矯正・抜歯もあるよ)に関心にある方にはおすすめ。 はじめに:過去の矯正と挫折 私は小学生の頃に一度歯科矯正をしている。が、途中で逃亡した。 理由として ・痛い(抜歯、ワイヤーが頬肉を突き刺す、マウスピースも痛くて眠れないなど) ・遠い(親が選んだ歯医者が自転車で約30分のところにあり遠すぎた) ・家庭の事情(親が離婚し

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        • 子どもは好きだが産みたくない

          私は「子ども」という存在はおおむね好きだと思う。 「子ども」であれば、多少のことには目をつぶれる。腕を噛まれようが、服に嘔吐されようが大して気にしたことがない。もちろん、その後に必要な介入はする。「噛む」ことが許されると誤学習しては、その子の将来に不利益をもたらすだろうし、嘔吐の場合は感染症があれば困るのですぐに諸々消毒する。ただ、私の感情的には大きな波は立たない。「痛い」とか「えらいこっちゃー」とか思うだけで。 子どもを「欲しい」と思った翌朝、枕元に子どもがそっと置かれる

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          • 未来を信じる心がないと不眠の改善は厳しいのではないか…と眠れぬ夜に考えた話

            睡眠リズムを整えようとして、「刺激統制療法」なるものを始めた。 シンプルに言えば、 ・眠気が来るまで布団に入らない ・同じ時間に起きる これを繰り返して、「布団は寝る場所だよ」「この時間に寝るんだよ」ということを身体に叩き込む…らしい。 結果、眠れない夜を繰り返している。 「眠れない」という苦痛を抱えて日々を過ごせば、いつかは眠れるようになるのだろうか。 でも、そもそも私は苦痛を抱える力が乏しい。 これまで、苦痛を感じたらすぐに、アームカット・お薬・お酒といっ

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            生理用品売り場で悩むおじいさんの横で悩む私

            ドラッグストアにてあるドラッグストアの生理用品売り場に行ったら、70代くらいのおじいさんが生理用ナプキンを1つ1つ取り出してじっと眺めているのを発見しました。 私はお目当ての夜用ナプキンをちゃちゃっと買い物かごに入れたワケですが、おじいさんはずーっとナプキンを見つめて動かない。 「生理用品を買う/持ち歩いているところを見られるのは気まずい」という女性も少なくないと思うんですよね。特に男性には。 かつてコンビニでバイトしていた時も生理用品は中身の見えない紙袋に入れてお渡し

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            メンタルつよつよ夫がカウンセリングを受けた話から考えたこと

            メンタルつよつよ夫とは夫は尋常じゃないくらいメンタルが強いです。私が豆腐メンタルとすれば、彼はゼリーメンタル。ストレスを受けてもぽよんと跳ね返す感じ。 一時期めちゃくちゃ仕事が忙しい時は「すね毛だけが抜ける」という謎の身体症状を呈しましたが、それ以外は平然としておりました。 今はふさふさですが。 人懐っこさとか愛嬌みたいなものがあふれていて、道行くおばあちゃんに「缶コーヒー開けてくれへん?」と言われたり、ウィンドウショッピングしていたお店でおじさんに「兄ちゃん、この高い

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            過去の痛みが薄れるのは結構怖い

            最近、「肩がこる」とか「腰が痛い」とか「なんかだるい」とか不調を不調として感じられるようになったなぁ…と思う。 10年前はいつも鈍くドロドロとした「死にたい」があって、そこから派生した「しんどさ」はあった。でも、それ以外の細やかな不調も痛みもなかった。リスカの痛みも鈍かった。 今の自分にとってのリスカは「痛いだろうなぁ」と思うからできない。 「リスカをしないと生きていけない」と必死にしがみつくような感覚が消えていく感じがする。 薄暗い部屋で、ひとり泣きながら腕を切って

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            眠れぬ夜に

            眠るのが嫌いだ。 しかし毎晩眠らねばならぬ。 小学生の頃から「眠る」という行為が得意ではなかった。 深夜、誰も通らない道路を眺め、寝静まる街を見つめながら、「どうしてこれほどにも眠れないのだろう」と思っていた。 それから数十年経った今でも、私は眠れない。 今、思うのは「私」を失うのが怖いのだ…ということ。 デカルトの「我思う、ゆえに我有り」ではないけれども、私が「私」を認識できなくなる瞬間がたぶん恐ろしいのだ。 我を忘れる…ということができない。 我に集中して

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            心とお金のエトセトラ

            このところ「お金」と「心」の関係について延々と考えている。 スクールカウンセラーとしては、やっぱり生徒たちが高校・大学・専門学校などへの「受験」や「進学」をテーマにする時期。 生徒の口から語られるお金の話は、家族について詳細に聴くよりもその関係を描き出しているようだ。 不確かな愛情をお金で計ろうとしては失敗し、 ただ差し出されるお金に「ただ愛をくれ」と叫ぶも届かず、 時には暴力でお金を奪い、 生きるのに必要なお金をも惜しみ、 家族における「お金」は色々な顔を持っ

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