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#2 コーチングアウトプット(基本的な考え方)

参考/引用本=図解ポケット コーチングの基本とツボがよくわかる本(土岐 優美 著)

今回は、コーチングを行う際の「基本的な考え方3点」をお伝えいたします。

①誰もが無限の可能性を持っている
②答えは相手が持っている
③答えを引き出すパートナーになる

上記3点に共通していることは、

相手はコーチとは異なる能力、知識、スキル、考え方を持っているということです。そして、そして、それらは相手の長所や知恵、情報、経験から成り立っているため、同じ考え方だとしても、その考え方のバックグラウンドは異なるはずです。

なので、コーチは上記3点の基本的な考え方をもとにコーチングを実施して下さい。

①誰もが無限の可能性を持っている

誰もが計り知れない無限の成長の可能性を秘めています。

相手の長所が伸び、スキルをさらに蓄え、経験がさらに増え、アウトプットすることができたら、どれだけその人の生活が豊かになるかはいうまでもありません。

相手には可能性はないと思った瞬間、可能性を引き出すことができなくなるだけでなく、相手との信頼関係は無くなってしまうでしょう。

相手のまだ出てきていない可能性を信じましょう。

②答えは相手が持っている

コーチが答えを与えようとしてはいけません。

答は相手が持っていると信じましょう。

相手は、コーチとは「異なる経験や個性、情報、考え方」を持っています。

課題や悩みに直面しているのは相手であり、その課題や悩みの原因は相手の経験や個性、情報、考え方によるものです。だから、相手が答えを持っていると信じましょう。

相手は自身が答えを持っていることに気づいていないだけです。

③答えを引き出すパートナーになる

相手が答えを持っていても引き出すことができていないのならば、コーチが答えを引き出すパートナーとなりましょう。

話の中で、答えを言いたくなるかもしれません。しかし、じっと我慢して下さい。

なぜなら、その答えが相手にとって最善とは限らないからです。

冒頭の通り、相手はコーチとは異なるバックグラウンドを持っています。だから、相手から出てきた答えが相手の成長を促すと信じ、その答えを導くパートナーとなりましょう。

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