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オランダZeeland: 天然牡蠣の潮干狩り

先週末、ずーっと行ってみたかったZeelandに天然の牡蠣を取りに行ってきました!

Zeelandに行くのも、牡蠣を取るのも(潮干狩りもしたことない)、もちろん初めてなので、たくさん下調べをして。。。結果、大漁です!おいしく頂きました。

一時間程でバケツいっぱいに取れました!

せっかくなので、これから行かれる方や未来の自分用に、まとめたいと思います。


Zeeland

Zeelandはロッテルダムからさらに南西にある地域で、ベルギーとの国境に近いところに位置しています。地図で見ると、教科書でいつか聞いた「リアス式海岸」から成っているようなエリアで、ウォータースポーツ(オランダでは数少ないダイビングスポットもあり、牡蠣を取っている横でダイビングしている人たちを何人も見ました!)が盛んなところです。オランダ最大の国立公園もあるので、夏はサイクリングやハイキング、キャンプを楽しむオランダ人・ベルギー人もたくさん訪れます。

駐車場からの眺め。
海岸沿いのサイクリングレーンもあります。

Zeelandの牡蠣

Zeelandの牡蠣は、日本の種類の牡蠣。元々いた牡蠣が激減し、日本の種類の牡蠣を移植したところ捕食者がおらずどんどん増えていったのだそう。生食でもグリルしても良いと観光サイトやブログなどに書いてあります。

おおきい!

とはいえ、食あたりや寄生虫が怖いので、私たちは牡蠣フライにして食べました!

一つだけ恐る恐る海辺で食べましたが、磯の香りに牡蠣の味がしっかりしました!ただ、恐る恐る食べるとおいしいものもあまりおいしく感じられないものですね。。(笑)心配な方は調理するのがおすすめです。

牡蠣フライを揚げています^^

実際、家に帰って身を取り出している際、使っていたお皿に細長い線のようなものが1匹うにょうにょ動いているのを見たので、アニキサスかな?と。詳しくはないので個人的判断ですが、生食は一つだけにしておいて良かった。。と心から思いました。

きれいに身を外せました!

Zeelandの牡蠣の時期

Zeelandの公式観光サイトによると、牡蠣はどの時期でも取れますが、10月~3月の牡蠣が一番おいしいそうです。干潮の時間を調べて都合の良い日にちを決めましょう。私たちが行った1月9日は13:30が干潮の時間だったので、干潮の2時間くらい前11:30頃に着くよう出発しました。2時間前だとまだまだ潮が引けていなかったので、干潮の1時間前後を狙っていくと牡蠣が取りやすいです。

丸々ごろごろした物が牡蠣です!
いっぱいあります。

牡蠣取りの場所

自由に潮干狩りしても良いことになっていますが、養殖場など立ち入り禁止のエリアもあるので要注意です。各エリアの公園の公式サイトに許可エリアが記載されているようですが、私たちにはわかりにくかったので、オランダ人のブログを参考に牡蠣取りのスポットを決めました。

私たちが実際に牡蠣取りをした場所はWemeldingeという町の西Oude Zeedijkという駐車場の目の前の海岸です。駐車場から見える田畑はオランダのトスカーナなんじゃないかなと思うようなきれいな景色でした!

用意したもの

**牡蠣を取るのに役立ったもの**

・マイナスドライバー (牡蠣を岩から剥がすため、人数分あると効率よし)

・トンカチ(マイナスドライバーだけだと牡蠣を剥がすのが大変なので、トンカチで打ってテコの原理で牡蠣を剥がします。こちらも人数分あると効率よし)

・手袋(Zeelandは風も強いし、冬場はとにかく濡れた手が寒いので必須。)

・長靴や防水性のあるハイキングシューズ

・バケツ

・クーラーボックス(ビニール袋を2枚くらい重ねて中に装着しておくと良いです)

・防寒グッズ(ニット帽、暖かいジャケット、カイロなど)


**牡蠣を開けるときに役立ったもの***

・ワークグローブ(牡蠣の貝殻は鋭いので、手袋無しで貝殻を開けるのは痛くて危ないです。海岸で牡蠣を取るときは気を付けて作業ができるならばワークグローブは要らない印象でした。)

・ステーキナイフ(貝柱を切ると、貝が簡単に開きます!このyoutubeを参考にしたら簡単に開きました!予習しておくとスムーズです。)

・トンカチとマイナスドライバー(牡蠣の殻の端を少し割ってあげると貝柱を切りやすかったです)

・レンガなど平らな石(トンカチとドライバーを使うときの敷石にします。)



以上、Zeelandで牡蠣を取るときに参考になる情報のまとめでした!

参考になれば幸いです!(^^)!




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