見出し画像

遠い先祖に思いをはせて。

どうも専務佐藤でございます。

木ってとんでもない観光資源になるんじゃない?てお話です。

日本にはたくさんの名木と言われる木がありまして。

有名なところでは屋久島の屋久杉。

画像1

また福島県田村郡の三春滝桜。

画像2

三重、鈴鹿の森庭園の枝垂れ梅。

画像3


などなど。

どれも素晴らしい木ばっかりで。ホントたたずんでいるだけですごい存在感。

私もそんな人間になりたい。

たたずんでいるだけで絵になる男になりたい。

ただただたたずみたい。

そんな舌2,3回噛み切りそうな早口言葉みたいな願望は置いといて。

あまり有名では無いんですけどもね。当館の周辺にも実は名木と言われる木がございまして。

当館、満願寺って地区にある宿なんですが。実際に満願寺ってお寺があるんです。

文永11年(1274年)の元寇の役の際、北条時定が国土安泰を祈願して建てられたお寺です。

この満願寺ってお寺の近くに、その北条時定ら3名の北条家の方の墓地があります。

通称「北条三氏の墓」。

ホントに偉人なのかな?ってくらい簡単なお墓で完全ノーガードです。

実はこのお墓の前に今は無き満願寺小学校てのがありまして、私そこの卒業生です。

お墓の前に運動場がありまして、恐れ知らずな小学生には北条氏のお墓も完全な遊び道具。

墓に隠れて遊んでました。墓に乗ってました。秘密基地が墓でした。

「バチあたるぞーーー!」て怒られながら遊んでました。

多分ですね。僕これ今、そのバチが来てます。

だってさ。もみ上げをほっといたらすぐなるんです。高見山みたいなもみ上げに。ジェシーに。

画像4

いい笑顔です。

髭もね、EXILE的な感じになるかなと思ってかっこつけて伸ばしたら違うんです。



画像5



稲川淳二みたいになるんです。

いやだなー。おかしいなー。怖いなー怖いなー。

俺にバチが今キテる!そう確信しています。

話がだいぶ逸れましたが、その北条三氏の墓の真横に北条杉と言われる名木があります。北条家の方が植えた杉の木で樹齢約700年。樹高約50mの巨木です。

画像6

なんといいますか。厳かな空気が流れてる気がします。

700年前、北条家のかたが植えた時はどんな心境だったんだろう。

鎌倉時代に思いをはせてとても心穏やかになります。

そしてこの北条杉の奥から山の中に入って、徒歩で20分ほど登ると現れるのが金比羅杉と言われる名木です。

画像7

樹齢推定1000年。幹の太さは12.4mのとても横に大きい杉の木です。

雰囲気は屋久杉に近いです。

今まで何度も落雷にあってるそうで幹が裂けてます。

昭和4年には落雷で19時間も燃え続けたそうです。

さすがに満身創痍って感じでたたずんでいますが、新しい青々とした枝がまた伸びております。

自然のエネルギーを体現しているような、そんな巨木で。触れるとパワーがもらえるような気がします。

ぜひ、当館や満願寺地区にいらっしゃった際は北条杉、金比羅杉も見られてください。

さてと。

思いました。

今、例えば木を植えたとしたら100年後。200年後。もしくは1000年後に観光資源になっているかもしれない。もしかしたら、佐藤杉とかみたいに私の名前が観光名所になっているかもしれない。私は見る事はできないかもしれない。しかし子孫や未来の子供達に話題を与えてあげることができるかもしれない。そう考えるとものすごく夢がある話ではないか。そう考えるとワクワクしてきます。


~時は流れて1000年後~

私の子孫のせつ子(仮名)25歳女性が初めて彼を地元に連れてくる。

夕方二人で地元を歩いている。

せつ子「実はね。X君に見せたいものがあります。」

彼「何だよ。見せたいものって。」

せつ子「私のご先祖様が1000年前にこのあたりに木を植えました。それが今では観光名所になったんです。凄くない?」

彼「へーー。すげーじゃん。で?どこにあんの?」

せつ子「もう見えてくるから。」

彼「で?何の木?桜?杉?松?」

せつ子「もう見えてくるから。」

彼「もったいぶんなって。だいたい木なんて……

もしかして、あれ?」

せつ子「…うん。」

せつ子「ご先祖様が植えたの」

せつ子「…バオバブ。」

画像8

彼「お、お、おう。あ、ご先祖様。アフリカのかたとか?」

せつ子「いや熊本生まれ熊本育ちの日本人。アフリカにも行った事無いって。」

彼「…。お前のご先祖様って?」

せつ子「…うん。変わり者だったって。」

彼「……だよな……。」




せつこーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!(仮名)

そんな輩とは別れなさーい!

お父さんが許してもご先祖様は許さないよ!!

背後霊になって後ろでシャドーボクシングしてやりますよ!

誰もいないのに後ろでシュッシュッ聞こえたらご先祖様ステップ踏んでシャドーしてるからね!

バオバブー!って食いついてくる男にしなさい!!!

万が一、その彼と結婚してもご先祖様は家でラップ現象起こすからね!

yeah!yeah!つって毎晩、彼の枕元でご先祖様ラップするからね!


はい。

奇をてらって、木について気になった事を書きました。

バオバブ植える予定無いです。

ではでは。





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?