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My PDCA

デミング博士が提唱してから既に70年くらいは経っていると思われるPDCAサイクル。ビジネスの世界では基本の基にもならないほどありふれているかもしれない、このアイデアは普段皆さん知らず識らずのうちに使っているのではなかろうか。なにかやるにも段取りを考えてやってみて、失敗したら次はこうしよう、うまくいったら次回もこれでいこう。そんなふうに考えるのがPDCAである。

せっかくススメられているので記事を拝読させていただきました。その中の一節に次のようなことが述べられている。

そのPDCAノートを使ってやってみて、
一番わたしに不足していたことは「振り返り」と気づいた。(添付記事より引用)

PDCAノートやらは気になるところであるが、いいねと思ったのは「振り返り」が足りていないことに気づいたということだ。PDCAの本質はこの「気づき」である。何が良くてうまくいったのか、何が悪くてうまくいかなかったのか、を振り返りそれを次に活かせれば次の段階にステップアップできる可能性が出てくる。

っで次の段階に進む前にまた計画を立てることになる。

そんなのあったりまえじゃん、って皆さん感じておられることでしょう。でも当たり前じゃんと頭の中でわかっていても、できていなかったりすることも多いのでは?

デミング博士はPDCAと仰ったあとに、PDSAと言い直したとか。CはチェックのC,ビジネスの世界では数字見て「ふ〜ん、そんなもんかぁ。だめだったね、次回はがんばるかぁ」でチェックしただけで済ましてしまうケースがある。ここで大切なのは単なるチェックだけではなく、S、すなわちStudyすることが重要となる。

Studyは学校へ行って勉強せよということではありませんよ。念の為。気になる人はちょっと良さげな英和辞書を引いてほしい。

ということで、添付記事はまさにオススメ、よく書けてると思う。

補足:すべての生活における活動でPDCAを回すことは大変骨が折れます。なので、どうしても達成した目的があって、それを目標感を持って取り組む際にはご自身の活動に取り込んでも良いかもしれません。人それぞれが持っている問題意識の在り処や、方向性によってはまた別の方法論が良い場合もあります。念の為。

「幸福について」つづく。

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