個人的に考える日本のゲーム業界における問題点とその解決策

【日記】首領の日常#78

2020/02/08(土)

今回からこの日記の記事タイトルを変更することにした。
理由は単純で日記の域を超えてしまっていると感じたからである。
以降は記事タイトルの下に日記ナンバー(必要かは疑問だがあくまでも日記であるため書こうと思う)を入れていこうと思っている。

ある意味、中身はいつもと変わらないが新しいスタイルをとったと言うことで記念すべき第一回に何を述べようか。

私と言えばゲーム好きである。そして日本のゲームを再び誇れるものにしたいと思っている。俗にいうゲームクリエイター志望だ
故に一回目として、個人的に考える日本のゲーム業界における問題点とその解決策について述べていきたいと思う

一つなぜこの題材を述べようと思ったのかと言うと、現在読んでいる本に面白い内容が書かれていたからだ。それは黒澤明監督の蝦蟇の油(がまのあぶら)自伝のようなものである。
その中にP・C・L映画撮影所が助監督募集の際に第一次選考としての論文の題材として、日本映画の根本的欠陥を例示しその矯正方法について述べよというものが書かれていた。

実際にゲーム業界にもそのようなものがあれば大変面白いが私の知る限り存在しない。故にこの題材に興味をもち自分自身もそれをゲームに当てはめて述べたいと思ったという事である。

では早速、この時間一発書きの駄文ではあるが興味があれば読んでほしい。


現在のゲーム業界に対して私が思うことはつまらないの一言である。
これは単に否定的と言うわけでは無く。日本のゲームに対して誇りがあるからこそ一種の激励の表現方法の一つとして言うのだ。

現在のゲームを見ているとどうしても切っても切れない所にあるのが女性キャラクターであり、萌えと言う要素が業界全体を牛耳り何とも言えぬ泥沼を作り上げている。それ以外にも、スマホゲームからコンシューマーに移行しようとして過激にいうならば下手糞な方法に走ってしまう企業や、異常なまでに肥大化しすぎて結局宣伝ででっち上げ売り逃げをする企業などもある。
さらに細かいところではクリエイターが作りたいものが作れないことや、そもそも即戦力と言う名の幻想に目を向けているなどどこまでもいやらしく述べることは出来るが、そこはおいて置こう。

さて、これ以上問題点を挙げたとしても、私がこのようなことを扱っているものを読む場合一番のポイントとなるのはその解決策についてであると思っているので、その本題に入ろう。

実際問題、現在のゲーム好きの主要顧客は残念ながらクリエイターの望む客層では無い。このギャップを埋めるには正直、相当な努力が必要となる。
例えば、仮に外国からゲームのノウハウを学び日本に帰ってこさせてゲームを作らせてもそう簡単には受け入れられない。当たり前だ客層が全く違う。この客層と言うのはいつからかは明確には知らないが、長い年月をかけて形成された客層であるというのは想像に難くない。
これはあくまでも美少女ゲームを資金源として調達し自分たちの作りたいゲームを作ろうとしたら先ほど例えた萌えの泥沼にはまった会社を指す

これに対してこの客層を実質手放す事が前提となる。実質と言ったのは客層を仮に広げた場合、今まで作り上げた客層が残るというのは稀だと考えるからである。
この泥沼の状態からの脱出は困難であるが、方法はある。スマホゲームにこれからさらに傾倒していくかと思われたが、任天堂switchが巻き返してきたように改革にはそれ相応のリスクがある。
実際私もスマホゲームにゲーム会社が本格参入したときには既に傾倒は緩やかになっていくと確信していた。
まずリスクなくしてリターンはない。自分たちの作りたかったものを作るならそれ相応の覚悟は必要だ。

さて、上記までを読んでいると私は結局の所なんだと声を大にして言うだろう。本来の記事は何度も書き直されているだろうが私のは一発書きだ。

要するに、必要なのは日本の王道の復活である

既にあるじゃないか!!

そういう人には申し訳ないが私の目に日本の王道は見えない。10年前以上にその道は消えた。
王道のRPGにあんなに大量の女性キャラクターはでなければ、声優だけで売ろうともしない。(そういう商法なのだろうがそれでは沼から抜けたとは言えない)
同時に時代劇の復活である。これは一例であるが、そこにあるリアリズムの事を指している
日本王道のリアリズムが消えた

いまやゲームなどラノベやアニメ、漫画の延長でしかない。声優ファンの延長でしかない。

ゲームからアニメに延長をすることが出来ていない。故に日本王道のリアリズムが必要だ。これは確実に消えたと言っていいだろう。日本映画にも言えることだ

外国はゲームは映画からの影響が強く、日本はアニメからの影響が強いとどこかで見たが今こそそこを変えるべきである。

アニメが悪いとは言っていない。そういう言い方をするとアニメが悪かのように聞こえるが、それは違う。
言わせてもらうならば、アニメも漫画も質が落ちた。私の見る目が変わったとは思わない。ガンダムで例えるならば初代ガンダムが一番面白いのはなぜか?私の言っている日本王道リアリズムを体現している。

ガンダムの会話のやり取りの中で、一番好きなのは、ホワイトベースが大気圏に突入して、それまで宇宙にいた船員たちが初めて地球の積乱雲に突入し雷を始めてみた時”敵の新型兵器か?”と船内がざわめくシーンだ。
これほどのリアリティはない。ジオン戦艦の中でも個人的ガンダムベストキャラ、ランバラル以外が同じように”敵の新型兵器か?”とざわめいているのが非常に面白くそしてリアルを感じる。

結論
日本の王道とそのリアリズムこれが今のゲーム業界には欠如している。
この二つをまず復活させることが何よりも大切で、広がり続ける新たな客層の取得にもつながるだろう。

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一発書きの駄文を読んでくれた方に感謝したい。
それと同時に少しでも業界人に見てもらえたらなとも思う。
もし面白いと感じてくれたとするならば、業界人でもなければまだまだ20代前半の若造が言うのも無礼だが私もその人間に興味がある。変える意思のある捨てるにはもったいない人間だ。同時に泥沼にはまっているなら共に解決したいとも思う。

もしいなかったとしても、私は日本王道とリアリズムを根付かせる為にゲーム業界の少しでも役に立つように今はゲーム作りの勉強を頑張りたいと思っている。
応援したいという人がいればこれほど心強いものはない

そう思う今日この頃である。

以上


感謝!感激!全私が喜びます。 ”世界に誇れる日本のゲーム”を作れる漢を目指して、 日々精進いたします!