見出し画像

夢や希望がなくてもいいんだよ

こんにちは。
新垣さとるです。


ふとしたきっかけで小林正観さんの本を初めて読みました。

その中に考えさせられる事が書いてありました。


以下「人生が全部うまくいく「ありがとう」の不思議な力 」より引用


夢や希望を持って、それを語りなさい。それに向かって行きなさい、という表現もあふれています。
夢や希望というのは耳にはいい響きですが、よく考えてみると、結局は「足りないこと」を言っているにすぎないのです。
「あれが足りない。これが足りない。あれを寄こせ。これを寄こせ」と言うことを夢や希望であると吹聴しています。
これは突きつめていくと、エゴなのです。
私たちは九千九百九十の喜びを宇宙からいただいているのに、足りない十個を挙げて、それを「寄こせ、寄こせ」と言っているのです。
「その十個を手に入れたら幸せだ。手に入らなかったら不幸だ」と。
我々は、今ある幸せに感謝しないで、「足りない、足りない」、「もっと欲しい」と言っている。何か特別な面白いイベントがなければつまらない、不幸だ、と。』

出典:人生が全部うまくいく「ありがとう」の不思議な力



前向きにアグレッシブに突き進む事は素晴らしい事だと思います。

アーティストやスポーツ選手、経営者、政治家などにそのようなタイプの人が多くいます。

正直、そのような人に憧れや嫉妬に似た感情をもつ事も少なくありません。


でも、すべての人がこれらの秀でた人と同じようには出来ません。

それは諦めとかではなく「生きること」についても多種多様な選択肢があるという事をこの本で気がつきました。


よく誤解されがちですが、小林正観さんは「努力をすることは無駄」とは言っていないんです。


社会人で仕事をしていれば努力が求められるシーンはいくらでもあります。

でも、努力するのと同時に「足りている」事に感謝する事はもっと大切です。

なぜなら、それが自分との真の対話をするには絶対に必要なものだからです。


人生もとうに折り返し地点を過ぎた私だからそう考えるのかもしれませんが

自分がコントロールできない事に執着せずに感謝の心で生きるのも素晴らしいなぁと感じています。


あなたはどう思いますか? (^^)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?