メタバース登山の可能性
役立つ書籍紹介!
メタバース登山の可能性
参考書籍 「メタバースとは何か?」
著 岡嶋裕史編
私が読んだ本で役立つものを内容をアウトプッ
トしガイドの視点で紹介します
参考になるかどうか分かりませんが情報として
役立ちます
私の信念はガイドを増やすことで地球環境の
保全をする事です
役立つ書籍紹介!
メタバース登山の可能性
参考書籍 「メタバースとは何か?」
著 岡嶋裕史編
今回は登山ツアーにおけるメタバースの可能性に
ついて検討、学習していきたいとと思います
1ます、はじめに
私自身、メタバースについては知識もなく
専門家ではないのでまずは基礎的な知識を
学習していきたいと思います
今回、参考にした書籍は
「メタバースとは何か?」 著 岡嶋裕史
とてもよい本です
又、検索するとたくさんの情報が出てきま
す
まずは検索した情報によれば、メタバース
の言葉の定義として
メタバース(metaverse)は、「meta(超)」
と「universe(宇宙)」を合わせて30年前に
つくられた造語で、インターネット上につ
くられた仮想空間のことを 指します
メタバースに参加するときは、自分自身を
表すキャラクターとして「アバター」を用意
して、 アバターを通して他の人と交流しま
す。と記載されています
2メタバースに関連した基礎知識(用語)
●メタバースの辞書的な定義
メタバースはまだ辞書には載っていない言
葉だが、辞書的な定義を使えば
「サイバー空間における仮想世界」と書かれ
ています
「サイバー空間」とはインターネットと同じ
です
●VR (仮想現実)
インターネットで現実そっくりを目指すも
の(擬似体験)
体験をデジタルコピーする技術
将来的にVRの価値が現実の価値を上回る
可能性がある
現在、VR体験は視覚と聴覚に頼っている
が視覚情報の大幅な進歩に加え触覚や嗅覚
味覚まで加える事が始まっている
●A R(拡張現実)
インターネットで現実と仮想を混ぜたもの
何もないところからではなく、現実に仮想
を落とし込む技術
例 ポケモンGOなどのゲーム
A R技術により擬似体験ですはなく、別の
世界を体験できる
●M R(複合現実)
MR は現実世界とデジタル要素を融合した
技術
次世代のセンサーや画像テクノロジーを使
用して、物理的なアイテムや環境と仮想的
なアイテムや環境の両方とやり取りや操作
を行い複合現実により、周りの世界を見た
り、そこに入り込んで自分の手を使って仮
想環境とやり取りできる。これはすべてヘ
ッドセットを着けたままで行う
片方の足や手は現実世界に、もう片方は想
像の場所に置くことができるため、現実と
仮想の間の概念が消失し、ゲームや仕事を
行う現在の方法を一変させるような体験が
提供される(インターネット検索引用)
例 医療、作業などのリモート化
●メタバースに似ているもの
(リアルによせたサイバー空間をが目的)
・デジタルツイン(擬似現実)
リアルの世界に、似せたメタバースのよ
うなもの
・ツインワールド(現実志向)
デジタルツインからリアルの世界にフィ
ードバックを返す事が出来るもの
●メタバース(仮想世界)
現実とは少し異なる理屈で作られ、自分に
とって都合がよく快適なデジタル空間をめ
ざして作られる技術
現実ばなれした都合の良い世界でアバター
を使う
デジタルツインやミラーワールドと比較し
て「自分に優しい世界」「都合の良い世界」
を目指すもの
3 VRやメタバースや発展の社会的背景
(メタバースが流行る理由)
◇社会の変化
急激なデジタル社会への以降や社会構造の
変化、社会の不平等性などにより、自由と
平等を求めて現実からの逃避やかいり、居
場所探しなどが考えられる
又多様性の認知の向上なども影し、複数の
理由がある(リアルで生きる事が苦手)
・格差社会(年収格差)
・ジェンダーギャップ
・学歴社会(親ガチャ)
・容姿社会(ルッキズム)
・さまざまなハラスメント
・ S N Sでの炎上
・仕事をしなくていい
(好きな仕事を選べる)
・誰からも干渉されない
など人生をリセット出来る
◇人間の意識変化
人間の生活圏がリアルでなくても良いと考
える人が増えた
むしろリアルでないほうが良いと考える人
が増えた
(リアルで生きる事がつらいと思う人が増え
た)
◇恋愛関係の変化
異性や同性等との恋愛関係を苦手としたり
恋愛関係を求めない人(結婚しなくていいと
考える人が増えた
4 S N Sとの関連
◇S N Sの本質
S N Sの本質は同属性(趣味、嗜好が合う
人、生活水準、容姿水準が似ている人など)
の人や仲間とつながりを作る事だが、実態
としてはつながりをたって人を囲い込む技
術となっている
その事で摩擦や衝突の少ない「快適な空間」
を楽しむことが可能となっている
人間の根源的な「承認欲求」や「自分の居場
所」を獲得出来る
◇S N Sのデメリット
S N Sではフィルターバブルが機能して、
ドンドン仲間を誘い込み、又、価値観の
違う方々を排除する、それによって快適
な空間を演出している
現在も大人気だが、同調圧力や「いいね!」
の返報性ルールやコミュニケーションなど
が面倒くさい
時間的コストがかかる
コミュニケーションにリスクがある
◇S N Sからメタバースへの移行理由
現実では引きこもってしまい自室から出ら
れないが、メタバースでは自由に歩きまわ
れ、仕事も出来てお金も稼げる
S N Sでの対人的なわずらわしさもなく
「自由で快適に過ごす」ことが可能となる
これらの理由があり移行傾向が強い
5なぜ、メタバースなのか?
(メタバースの優位性)
●メタバースの目的地
「リアルを超えてもう少し居心地のいい場
所」が目的となる
●ムタバースの優位性
リアルには移動の困難や身体的な限界、資
金的な制約などのしがらみが存在するが、
仮想空間においてはそれを取り払う事が出
きる
●仮想体験
リアルでは体験できない事が体験できる
●生活全体の包括
最初はゲームとコミュニケーションの形で
スタートするが最終的には生活全体を包括
するものとなり人生そのものとなる
6登山についての置き換え
メタバース登山を想像した場合下記のよう
になります
・自分のニーズだけを追求した登山が出来
る
・雑談や、面倒くさいコミュニケーション
がいらない
・登山口までの交通的な移動がいらない
(時間か省ける)
・他人による待ち時間がない
・水分補給や排泄がいらない
・リアルと比較してお金がかからない
・身体的な疲労が少ない
・熱中症や急な体調不良がない
・負傷箇所や障害があっても問題ない
・他人との接触でいやな思いをしなくて済
む
・加齢や老いによる体力低下がない
・事故やアクシデントがあってもリアルで
は影響ない
・他人に干渉されない
・いつでもすぐやめられる
7メタバースにおけるデメリット
(弱点や不利な事)
メタバースにおけるデメリットについて検
討します
●心身の負担
長時間の仮想体験により、心身がむしばま
れる
●飲食や排泄
メタバースの世界では食べる事や排泄に
おいてリアルに戻る必要がある
●恋愛関係の断絶
異性との恋愛関係(肉体関係)が出来ない
若い世代では子孫を残せない
●逃げこむ、引きこもる
リアルでちょっといやな目にあっただけで
仮想空間にすぐ逃げこんでしまう
●むなしい気分
ムタバースからリアルに戻った場合むなし
くなる可能性がある
8 結論
ここまで学習(記載)した中で最後に私なり
のメタバース登山の可能性についての結論
としては「半々に分かれる」と予想します
リアルで生活が充実している人はリアルで
何らかの障害やリスクがある人はメタバー
スで登山を楽しむ事になります
ただし、リアルで楽しんでいた方も加齢や
病気やケガ等によりメタバースに移行する
可能性が高いです
さらに、世界情勢や気候変動、コロナパン
デミックのような疾病流行によりメタバー
スに発展する可能性も高いです
そこで「今からその準備をする必要がある」
という事です
問題なのはメタバース登山の中でガイドと
して収益を上げるためには
・どのようなガイディングやサービスが必
要なのか?
・そのためにはどのようなスキルが必要と
なるのか?
・そのスキルを身につけるためにはどうし
たら良いのか
この3点です
機会があれば検討してみたいと思います
「ありがとうございました」
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