ビジネススキル! 経営理念編
ガイドを始めようと思う貴方がビジネスとして
必要なスキルを紹介します
すでにガイド活動中に方にも役立ちます
私の信念はガイドを増やすことで地球環境の
保全をする事です
ビジネススキル! 経営理念編
<目次>
1ビジョンと経営理念
2仮説の構築
3ビジネスコア
1ビジョンと経営理念
ビジョンと経営理念を作成しましょう
◇ビジョン
ビジョンとは事業の未来像を描くこと
(未来を推測し行動のための仮説を抱くこと)
ビジョンを描くためには現状を深く分析する
ことが必要となります
ビジョンをつくる目的としては行動の指針や
人生目標(ゴールセッティング)を明確にす
ることでそれに向かい意識的、無意識的な努
力をするようになるということです
(例)「私たちはエコツアーを通じ地球環境の
保全と活用を推進し、世界の人々の健
康で文化的な生活に貢献します」
「私たちの願いは地球と人類を健康に
することです」 など
◇経営理念
経営理念とはビジョンを達成するための考え
方の目標や判断や行動の基準です
(経営理念を明確にするメリット)
・様々な人の強力を得るため
・自身やスタッフのモチベーションUP
・人材育成
・管理コストの削減
・ブランド価値の向上
・ステイタス
・お客様へのアピール
(例)
私たちは世界の人々に「非日常的な体験」と
「気づき」を提供します
私たちは安全と安心を最優先にてサービスを
提供します
私たちはお客様に最大の満足度を与えること
が最大の喜びです
世界の人々との交流を通じ平和で心豊かな
社会を実現します
私たちはいかなる場合も「お客様が笑顔で過
ごせる」サービスを提供します
私たちは観光サービス業を継続することが最
大の社会貢献です
「ビジョンと理念は観える化すると効果的です」
2仮説の構築
仮説を構築しましょう
◇仮説について
「仮説」とは空想やイメージ、思い込みです
例えば
「このようにすればお客が喜ぶ、そして私は
○○儲かるのでは?」
仮説がたくさんあればビジネスを開始したく
なります
日頃から「仮説やアイディアを考え、メモ
する習慣が大事です」
◇仮説を導き出す思考法
ほとんどのガイドは実務をスムースにこなす
ことを優先的に思考しています
起業家を目指すガイドは「どうすれば儲か
るか」が思考の中心です
(例えば)
・このような場所を案内すればお客が喜ぶ
・このような場所へ連れて行くとお客が喜ぶ
・このようなサービスを提供すればお客が喜ぶ
・このような行程やルートだと便利でお客
が喜ぶ
・このようにすればガイド料を高く設定で
きる
・このような人を案内すればガイド料を高く
設定できる
・このようなおまけがあるとお客は嬉しい
・このような困ったことを解決するとお客
が喜ぶ
「ガイド中絶えずこのような思考が必要です」
◇現実的な課題
実は上記のような思考(仮説)については
実践的な経験が必要となります。
「仮説は現場から生まれます」
現場や経験をできるだけたくさん積むことが
有利となります
◇現状のダークサイド
・経験や現場をたくさん積んでいても
「強欲」や「ビジョン」がない場合仮説は
生まれません。
・仮説やアイディアが生まれてもメモしない
とすぐ記憶から外れます。
(仮説やアイディアの9割は忘れてしまう)
・メモを見ながら行動したいと思う人は
2割です
・実際に行動を開始する人は約2%です
3ビジネスコア
ビジネスの中心について整理しましょう
◇ビジネスコア
「ビジネスコア」とは事業の中心となる部分
です
事業を運営するにあたり、必要な武器です
<5つのビジネスコア>
1「商品(サービス)」そのもの
2「ビジネスモデル」
3「付加価値」
4「差別化」
5「ポジショニング」
特にビジネスコアを強力にするには
「付加価値」と「差別化」がポイントとなる
◇付加価値とは
「お客様がお金を払う理由(私たちがお金を
もらう理由)」です
<ガイドサービスの付加価値例>
□他の人が案内できない場所を案内できる
□誰よりもスピーディに案内できる
□誰よりも楽しい体験を提供できる
□誰よりも質問に答えられる(解説できる)
□誰よりも体力的に楽に案内できる
□誰よりも安い料金で案内できる
など
◇差別化とは
「ライバルのどの部分で勝つのか」
(ライバルに勝つ理由は何なのか)
ライバルとの差別化と既存事業との差別化
の二つが必要となります
<ガイドサービスの差別化例>
□参加者限定
(高齢者・子供・女性 障害のある方など)
□依頼先限定
(個人、法人、旅行会社、訪日外国人など)
□属性限定
(医師、弁護士、看護師、エンジニアなど)
□地域限定
(〇〇国立公園、〇〇山、〇〇エリアなど)
◇現状のダークサイド
安全管理や登山技術(ロープワーク含む)に
おいてお客様は比較できないため付加価値と
してはならない
危急時対応についても披露できる機会が少
ない
E N D
(次に続く)
・・Just Do It・・
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