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【読書のキロク:番外編7】人の残り1割はなんなのか【Audible】

こんばんは、"もっちゃん”です。
今回のnoteの9割はどうでもいいことだと自覚しながら書きたいと思います。
一応、ある本を読んで考えたことなので【読書のキロク】に含んでいるだけだと思っていただければ幸いです。

◯『人は〇〇が9割』

最近『人は〇〇が9割』という本をよく見かけます。
走りは『人は見た目が9割』だったかなぁと思うのですが、もはや何年前の話でしょうか…。

非常にインパクトのあるタイトルなので目に留まるし、人々が手にする気持ちもよくわかります。
私も同じく、何となく手に取って見てしまうタイプです。

人体の組成という観点からすれば、人体の約60%は水分です。
元素レベルで言えば、酸素がメイン、炭素、水素…といった感じでしょうか。
(理科の教員っぽいことを言ってみたくなりました)

◯「人」ということ

こういう本の素敵だなぁと思うところは、「人」としているところだと個人的には感じています。

『人間は〇〇が9割』だと、少しニュアンスが変わるなぁ。
「人」としているところに、「人」としてのあたたかさや、「人」という言葉の奥深さを感じます。
理科っぽく「ヒト」にしてみても違和感がありますね。

漢字で「人」。
そこになんとなく日本人の奥ゆかしさを感じます。

◯「残り1割」は何なのか

それにしても、何故こうした本は、〇〇を9割に留めているのでしょう。
本のタイトルとして、99%くらいにしてしまっても良いのではないか、と思ってしまうこともしばしばです。

何か「残り1割」に含みを持たせているのでしょうか。
もちろん『人は見た目が9割』の大ヒットの影響もあるのだとは思います。
ただ、「残り1割」に人々はどのような思いを馳せるのだろう、ということに私は興味があります。

そこにマーケティングの秘密でも含まれているのか、と思うと、「タイトルをつけるのって難しなぁ〜」としみじみ感じてしまいます。

◯バファリンの半分はやさしさでできています

以前、「バファリンの半分はやさしさでできています」というフレーズが流行ったことがあります。

このとき私は、「じゃあ半分でいいじゃん、やさしさいらないし」と思ったこともあります。
そりゃ頭痛に苦しむときに、やさしさも欲しいかもしれませんが、もっと即効性がほしいと思うだろう、と考えていたからです。
ましてや、2錠飲まなければいけないところを、1錠で済むならそれに越したことはない、と思っていました、

ただ、このバファリンのくだりにはしっかりとした理由がありました。

バファリンの解熱鎮痛成分「アスピリン(アセチルサリチル酸)」(※高校の化学ででてきます)には胃を荒らしてしまう作用もあります。
その胃を荒らす効果を緩和するのが、残り半分に含まれている成分になります。
それを「やさしさ」としたんですね。

非常に素敵なバックグラウンドがあり、感激した記憶があります。
(当時学生のころでした)

◯では「残り1割」は何なのか

では、結局のところ「残り1割」は何なのでしょうか。

こうした本を読んで、そこに頭が向いてしまう人は少なからずいるとは思います。

共通した何かがそこにあるのか、それともそこまで深くは考えられていないのか、とても疑問に思う1日でした。

◯今回読んだ本:『人は話し方が9割』 著者:永松茂久 すばる舎

今回もAudibleです。
インパクトのある表紙で、ついつい聴いてしまいます。

◯概要

「もう会話で悩まない!疲れない!オロオロしない!」――もっと話し方がうまければ、人生うまくいくのに……。

「話すこと」にまつわる悩みを挙げるとキリがありません。本書でお伝えするのは、コミュニケーションの基本である会話がうまくいくようになる、ちょっとした、でも多くの人が気づいていないエッセンス。

過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことがラクになり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出します!

上記ホームページより紹介文を引用

メインはコミュニケーションです。
以前聴いた『雑談力』と近いものを感じます。

◯雑感

最近コミュニケーションに関するAudibleばかり聴いています。
(Audibleのオススメによるところが大きいですが)

共通する部分は多く、自分の会話を見直すよいきっかけとなります。

ただ、今回思ったのは、身近な人とのコミュニケーションでしょうか。
職場に限らず、家庭も含めて。

印象的だったのは、
「自分の言葉を一番聞くのは自分」
的なフレーズでした。
確かにその通り。普段から心がけていきたいです。


なんとも中身が薄くなってしまいました!
どうしても残り1割を考えてしまったので、簡単な内容に留めます。


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