見出し画像

【読書のキロク:番外編2】バナナの魅力を100文字で…?

こんばんは、"もっちゃん"です。

私の中でAudibleがブームとなっており、今回もAudibleで読んだ(聴いた?)本になります。

未だ小説等にチャレンジする勇気が無く、スーッと内容が入ってきそうな本から聴いてみています。


○今回読んだ(聴いた)本:『バナナの魅力を100文字で伝えてください』 著者:柿内尚文 かんき出版

Audibleの中から、完全にタイトルのみで選んだ本になります。

私は基本的に本の評判やレビューを読まずに、本を読み始めることが多いです。
そのため、タイトルが気になるものだと、スッと手にとってしまう傾向があります。

⓪概要

「伝える≠伝わる」

このことをベースに、相手に話が"伝わる"にはどうするか、ということについて書かれています。

前半では、「伝わる」とはどういうことかについて、非常にわかりやすく解説しています。

後輩では、相手に「伝わる」ための技術(16項もあった)や、「伝わる」人の実践、考え方等について紹介しています。

こんなとき、どうする?
みたいなのもあり、具体的なシチュエーションがイメージしやすかったです。

相手に伝わるためのノウハウを説いた本ということもあり、非常にわかりやすく私にも伝わったように感じています。

①「伝わる」技術、ファクトとメンタルの法則

本書の後半で「伝わる」技術についてたくさん紹介しています。
全て取り上げるとキリがない(なんせ16もある!)ので、自分が気になったものだけ記しておきます。

ファクトとメンタルの法則

fact(事実)とmental(感情)の法則です。
ファクトとメンタルをかけあわせると、「心に残る」ようになる、と言っていました。

例であがっていたのは、

うまい、やすい、はやい!
やめられない、とまらない!
お、ねだん以上!」 など。

確かに、キャッチコピーを聞いただけで、どの企業なのか、どの製品なのかというのがパッと頭に浮かびます。
印象に残っているキャッチコピーです。


ただ、難しいなと思ったこともあります。

うまくかけあわせると上記のように「心に残る」のですが、

自分が伝えるとしたら、相手に伝えたいことがファクトなのかメンタルなのかをはっきりさせる、ということです。

自分の中では、どこかで見た記事の「女性は共感を求めている」といった話が思い浮かびました。

女性: 「実は、こんなことがあって、それについてこんな風に思ってて・・・」
男性: 「○○ちゃん、それってこうだよ、こうやったらいいと思う」

という風に、女性から悩み事を打ち明けられた(と思っている男性が)、状況を分析して解決策を答えると、間違いなくその女性に嫌われます。なぜなら、女性は「答え」を求めていないからです。女性は「共感」を求めているのです。だから、男性は女性の悩みに解決策を示してはいけません・・・。

ビジネス学習アプリGLOBIS
「女は、共感の生き物」って本当?より一部引用

これは、女性からしたら"メンタル"の部分を伝え、わかってほしかったのに、
男性は"ファクト"の部分に反応してしまった例となると思います。

確かに、これだと男性は嫌われてしまいそうに感じます。
(先日ROLANDの本を読んでいたから、なおさら感じるのかも。)

相手にに伝えたいときも、相手の話を聞くときも、"ファクトとメンタル"のうまい切り離しが必要なのだと思いました。

②考えたこと 相手意識

教員をやっていることもあってか、この本で言っていることは非常に思い当たる節がたくさんありました。

ファクトとメンタルについては、生徒指導においては日頃から意識的にやってきたことです。

重要なのは、そのスキルを高めていくのに、しっかりアウトプットしていくことなのだと思いました。


また、すべてにおいて共通するのは
「相手ならどう思うか」
ということへの配慮かと思います。

本書の中では「やさしい人であれ」みたいな言い方をしたりもしていました。

同僚との接し方であれ、生徒との接し方であれ、大事なスタンスだと思います。

生徒が置いてけぼりになっている、独りよがりの授業になっていないか、
という点についても、併せて振り返る機会となりました。


以上です。
Audibleということもあり、文中の表現が若干書籍のものと異なってしまっているかもしれません。
(しっかり確かめればいいのですが)

もう少しバリエーションも増やしつつ、引き続きAudibleを楽しんでいこうと思います。


自己紹介はこちらから。

この記事が参加している募集

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?