目の前の人を一瞬、一瞬大切にする。
私は数多くの人と出会ってきたが決して数が目的ではなかった。
私はもともと好奇心が旺盛なタイプだったので必然的に多くの人と出会うことが運命的にも多かった。結果として1000人以上の人と2000人を超える様々な年代の人と話してきたことになる。
これはあくまでも全てが結果である。
正直に告白すると私は数多くの人と出会うより少ない人と深い話をしたいタイプである。それは今も昔もずっと変わっていない。
目の前にいる人を世界で一番大切だと考えて会っているうちに、ますます出会いの機会が増えていったのだ。
どれだけ数が増えても面談の際は目の前の人を一番大切に思う。
出会った人すべてを生涯愛し続けるのではない。
私は神様ではないそんな芸当はとてもできやしない。
ただ、今まさに話をしている目の前の人のことを大切に想う気持ちなら誰にだって持つことができるし事実である。
目の前の人を大切に思うこととはその時間他のすべてのことをシャットアウトすることだ。
携帯に電話がかかってきて着信音が鳴るというのもありえない。
目の前の人以上に大切な人などいないのだから。
サイレントモードが電源オフにしておき宅配便や玄関の呼び出しも一切受け付けない。
言うまでもなく、人と対談している最中はたとえどんな人からの呼び出しでも一切無視だ。
目の前の人以上に大切な人はいないのだから当たり前だし、このブログを読んでくれているあなたにも当てはまることであるだから私はあなたのことを大切に思って文章を紡いでいく。
たったこれだけのことであなたに人望が生まれてくる。
人望が生まれると人脈は放っておいてもできてくる。
自分自身を含めて趣味を振り返ってみたらいい。
驚くほど目の前の人をおろそかにしている人が多いだろう。
人と話してる間にかかってきた携帯に平気で出てしまう。
自分はこんなに忙しいとアピールし、そんな自分にちょっとうっとりしているところが、これまた痛いところだ。
宅配便や玄関の受付にもその都度に応じ、話を平気で遮ってしまう。
「でさっきはどこまで話しましたっけ。」
をひとつの会話で2度も3度もやっているから始末に負えない。
延々と的を射ない話を続けて時間の無駄遣いをしているだけだ。
上司や社長から携帯に電話がかかってきたら、こんな人もよく見かける。
「すいません!うちの上司から電話なので出ます」
「うわ!社長からなのでちょっと失礼してでます」
目の前の人よりも自分の上司や会社の社長の方を大切に思っているとばれてしまったことに気づかない。
多くの人が些細なことで人脈やチャンスを失っているのだから、あなたはこれらに気をつけるだけでチームを築いていくことができる。
一度人望気づくと、人脈はひっきりなしにやってくる。
次から次に紹介が発生して逆に断る必要が出てくるくらいだ。
断るからますますブランドが向上して、より会いたい人が増え続ける。本当はブランドなんて言葉自分に使いたくはないが。
これが人脈の本質だ。
私はこれから多くの人たちと出会っていくだろう。
どんなに数多くの人と出会っても目の前の人を大切に思う気持ちは不変だ。
忙しくてそれが出来なくなったら、新しい出会いなど私はいらない。
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