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成長するだけでなく、そのスピードにこだわろう

頑張るだけでは、足りない

私が現在取り組んでいるデータ分析コンペ『第1回 金融データ活用チャレンジ』は終盤戦を迎えました。

このデータ分析コンペは、住宅ローン契約者の属性情報や銀行の口座の情報(入出金や預金残高)等の金融データを分析して延滞を予測するモデルを構築する、というものです。

ローン契約者の状態の変化を察知して、銀行が適切なアドバイスをすれば、ローンの延滞という事態を回避できるので、銀行とローン契約者双方にとってメリットがあります。

データ分析コンペの中では初心者向けの内容なのですが、私自身は初めての経験ですので、結構苦労しながら取り組んでいます。そもそも日頃Python を使っていないので、自分のやりたいことをコードに落とし込むのに時間がかかります。

モデルが完成したら、提出します。しばらくすると、リーダーボードと呼ばれる順位表に掲モデルの精度を表すAUCという指標が計算され、自分の順位が分かる仕組みになっています。

一度モデルを作ったら終わりというわけではなく、モデルを改善して評価指標AUCを高めて、また提出する。このサイクルを何度も繰り返します。

頑張るスピードも大切

私も他の参加者と同様、モデルの改善を継続していて、自己ベストのAUCを更新しました。わくわくしながら、リーダーボードを確認すると、なんと

順位が下がっていた

のです。リーダーボードは各参加者のベストスコアが表示されます。
私にとって自己ベストの記録を更新してたとしても、他の人がそれ以上にスコアを上げていたら、当然、全体の中での順位は下がるわけです。
最後の追い込みを皆さん頑張っているということですね。

これは、他の分野についても言えると思います。
自分としては頑張っているつもりでも、その基準が低いと世間からは認められないということはたくさんあると思います。

自分が心地よく取り組むことが何より大切ですが、取り組むことによって他の人を驚かせてやろう、という気持ちを持つとよいのかもしれませんね。

以上です。



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