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今人気の資格試験には参入すべきではない

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今日は上記のようなツイートをしたのだが、今現在人気になっている資格試験には参入しない方が良い。なぜなら、人気の資格は競争率がとても高いからだ。

例えば公認会計士試験の最終合格率を見てみよう。10年前まではかなり合格率が低かった。なのでそれに伴って人気が低迷していた。しかしそこで参入を決めた人たちは2017年ごろのとても合格率が高かった時代に試験を受けることができたわけだ。

つまり、資格試験の参入時期はその資格の人気がない時に参入するべきなのである。しかし、人間心理的には合格率が高い時代、つまりその資格の人気が高い時代に参入を決めてしまう。それだと競争率が高くてあまり美味しい思いはできないと言える。

では今現在、あまり参入すべきでない資格はどんな資格なのだろうか。それは具体的には社労士である。最近は労務・人事関係の需要が高いので社労士の人気が高まりつつある。

それに伴って社労士試験の受験者数は3年連続で増えている。

どうしても社労士になりたいという人以外は社労士試験にこれから参入するのはお勧めしない。やはり人気の出てきた資格というのは旨味が少ないのである。

一方、人気が落ちて狙い目の狙い目の資格もある。それは薬学部だ。以下の記事のコメントを見ると、定員割れを起こしている薬学部が5割もあるという現実がある。今人気が落ちている理由としては、やはり6年制への移行と薬剤師という職業の将来性に疑問を持った学生が多くいて、他の学部に流れたという事実があるだろう。

しかし、薬剤師の将来性は普通に明るいだろうと思う。どこかではAmazon薬局によって日本の薬局業界が乗っ取られるのではないかなどと噂されているが、それはあり得ないと言えるだろう。なぜなら薬剤師会がそれを許すはずがないからである。

薬剤師会は医師会の次くらいの日本の中で強い利権団体である。裏に製薬業界の資金力がある以上、外資のAmazonに好き勝手やらせることはあり得ないだろう。

もし薬剤師の仕事が変わるとしても、実際の需要はそこまで落ちないだろう。また、薬剤師の給料は年々上がっている。つまり需要と供給だと需要の方が勝っていることになる。以上のことから、これから薬学部に進もうと考えている人たちの未来は明るいだろう。

他にも、今落ち目とされている資格はたくさんある。受験者数を調べてみて、落ち目だと感じたらその資格試験に挑むのは良い戦略である。逆に、受験者数が増えていて人気になっている資格は旨味が少ないだろう。

そこら辺を戦略的に考えて、今後はあらゆる資格試験に挑むのが良いだろう。

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