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障害年金の不公平について

先日、上のようなポストをXでしたら思いがけずバズってしまったので、それをもっと深掘りした記事を書いていきたいと思います。

障害厚生年金2級でもフルタイム勤務してる人がいる

まず障害年金2級というのがどれほどの障害かというと、家から出れずにベッドで寝ている、もしくは入院している状態で、働くことはおろか、日常生活さえもまともにすることができない状態です。

それなのに、障害年金2級をもらっているのにフルタイム勤務している人がいるというのは完全に制度の趣旨が狂っていると思うのです。

普通は働けているのだったら「配慮があれば働ける」とされている3級に匹敵するので、障害年金は3級になるはずなのです。

医者の診断書1枚で同じ症状でも3級になったり2級になったりするのは、どう考えてもおかしい制度だと思っています。

障害厚生年金3級さえ受給できない人

そしてさらにおかしいのは医師の判断で診断書を書いてもらえず、障害厚生年金3級さえもらえない人たちの存在です。

私も最初はそんな人たちがいるのかと驚きでしたが、Xのポストを見ていると時々というか結構な割合で診断書を断られている人がいることがわかります。

また、私自身も障害年金の申請を現在進めているところなので、実際の症状よりもはるかに軽く診断書を書かれてしまったことがありました。

それが原因で転院することになったのですが、医者の判断一つで患者側がわざわざ病院を変えなければいけないというのは本当に不便だと思います。

また、診断書を頼まれたら書かなければいけないというのは医師法によって規定されています。

よって本来は診断書を拒める医者などいないはずなのですが、一部で診断書の依頼をすると怒って断ってくる医者がいます。

これは明らかに医師法違反で、医師免許を取りあげられてもおかしくないと思うのですが、それと同じようなことが多数見受けられるのが現在の状況となっています。

医師の絶大すぎる権力はおかしい

ここまで障害年金の制度の不公平について考えてきましたが、やはり医師の絶大すぎる権力はおかしいと言えます。

医師の判断一つで患者側に年金で100万円近い障害年金を支給することができるのです。また、医師に楯突けばその権利を取り上げることさえ可能になります。

精神科医というただの職業の1つにこれほどまでの権力を持たせてしまっても良いのか甚だ疑問が残ります。

もちろん他の診療科なら客観的な事実を持って診断書が書かれるのだと思いますが、精神科は患者の訴えと医師の判断だけで診断書が書かれます。

つまり結局は医師の主観によって障害の程度が決められているということなのです。たった1人の医師の主観で患者の人生が決められてしまうのというのはどう考えてもおかしいと思います。

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