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29歳の私へ

今日、私は20代を卒業します。

基本的に「何をするにも年齢なんて関係ない!」というスタンスの持ち主ですが、やっぱりキリがいい20・30歳など節目には特別な想いがあるものです。

そこで今回は、振り返りを兼ねて「29歳の私へ」手紙を書いてみようと思います。


29歳の私へ

10年間お疲れ様でした。
20歳から29歳までの10年間、楽しいこと、嬉しいこと、つらいこと、苦しい事、いろんなことがありましたね。

特に、大学を卒業してからの8年間は悩みが多い毎日だったと思います。

その悩みのほとんどは「仕事」に対するものでした。

新卒入社した会社をわずか1年足らずで辞め、専門学校に1年進学。それから医療事務員として再就職するも1年半で退職。今の会社に入社して4年。

仕事を続けられない自分を「社会不適合者」と蔑み、周りの人と比べては劣等感を抱いてばかりだったあなた。
生まれてから一番の挫折も味わいましたね。

でも、今だから言える。

私はあなたを褒めてあげたいです。

どれだけ絶望しても、苦しくても、あなたは逃げなかった。
「自分はどんな人間か」「どうすればやりがいをもって働けるのか」を毎日のように考え続けた。

「仕事はお金を得るための手段にすぎない」
「そこまで仕事に固執しなくていい」
「また仕事辞めるの?」

いろんなことを周りから言われました。

それでも、
「仕事を通じてやりがいや生きがいを感じたい」
「人と自分自身を幸せにしたい」

というアツい気持ちを消さず、自分自身と向き合い続けた。

そんなあなたの愚直さがあったからこそ、私は”やりたいこと”に出会うことができたし、未来に希望をもてるようになったと思います。

あなたが悩みもがいた10年間は30代、いや、もっと先まで私の”生きる糧”になってくれるでしょう。

本当にありがとう。


これから私は今の会社を辞めて、フリーのライターとして活動します。

もしかしたら、これまで以上のつらさや苦しみが待っているかもしれません。

でも、大丈夫。

私には頼れる家族も、友人も、仲間もいるから。

あなたが10年間、周りの人を大切にして生きてくれたおかげで、支えてくれる人がいっぱいできたから。

きっと乗り越えられます。心配しないでね。

最後に、

20代の私、よく頑張りました。
30代の私、これからよろしくお願いします!

20代最後の日を過ごす私より

20歳の時に母からもらったメッセージ


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