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言葉のことばかり【タイプ】

タイプの違い

考えるに…。
なんかをなくす、とか、落とす、とか、
忘れ物をする、とか、
そういうつまんない失敗をする可能性って
人によってそんなに差があるとは
思えないんですよね。

特別ミスしやすい人格、とか、
逆にぜんぜん失敗しない人間なんてーのも
実はいないんではないかと…。

問題はですね…。
同じ失敗を2回(またはそれ以上)
やるかどうか、ってことではないか
と思うわけです。

ある人は同じことを2度とやらかさない。
ある人はまた同じことをくりかえす。
おのずと回数の差は開いてくるわけです。

で、その差を生むのは、
1回目の失敗のときに、
どの程度「イタさ」を感じるか、
の違いではないかと思うわけです。

断っておきますが、
これは人間の「良い悪い」の区別ではないです。
あくまでも「タイプの違い」ですね。

ボクはといえば、
思いっきり痛みを感じるタイプの人間で、
もう、ものすごくショックを受けますね。
傘無くしただけでもかなり引きづる。
ビニール傘でもです。

もう、とてつもなく
「ちっちゃいタイプ」の人間ですね。
情けないくらい…。

だから、2度と傘を
無くさないためにはどうしたらいいかを
これまたイジイジと考えるわけです。

たとえばタクシーに乗ったとき、
傘は必ず自分の左に置く。
そうすれば降りるとき必ず引っかかる。
右に置くと忘れる可能性がある。とか

とにかく「置く」から忘れるわけなので
いかに「置かない」ようにするか。

それでたどりついた結論が
「折り畳みの傘しか持たない」
だったりするからまたすごいわけで…。

こういうのがいいことだとか、
正しいとか言うつもりは全くないです。
逆にうらやましいです。
やってもやっても気にしない(B型の)人…。

違うタイプはうらやましい

血液型で人格が決まるって
科学的根拠はないらしいですね。
そうなんでしょう。

だけどあくまで現時点での結論なんで、
科学なんていくらでも変わりますから。
水飲まずにウサギ飛びしてた世代が
言うんだから間違いないです。

違うタイプの腸内細菌で体が変わるのに
違うタイプの血が流れてて同じわけない。

型、タイプってある意味「縛り」です。
先にタイプがあって違いが生まれるんじゃなく
違いがあるものを束ねて「型」と呼ぶ。
単なる分類ですね。

で、分類されるとその型に縛られる。
神経質なタイプは大雑把に憧れるし、
いい加減なタイプは几帳面に憧れる。

みんな違ってみんないい、ではなくて、
違うからみんな悔しい。
たぶん神様から見ればどっこいどっこい。
どっちでもいいことなんでしょうが。

次回の言葉は「虫の知らせ」です。

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