やっぱり、写真は楽しく
地元、埼玉県の見沼田んぼでワークショップ「里ほっと」を続けています。
もう10年以上になります。東日本大震災がきっかけで、「里ほっと」の集まりを作りました。
第1回目のワークショップは、 10年前、2012年3月4日(日) 。
最初の参加者は4名でした。少しずつ増えていき、多い時には50名を超えることもあり、最近では30~40名くらいの参加者さんたちとワイワイ楽しくやっています。
ワークショップはカメラを持って1時間半ほど歩きながら撮影をします。見沼田んぼという田んぼはなく地域の総称で、周りは住宅街で田畑や公園があるという環境です。明確な被写体がないから参加者さんたちは自由に何にでもカメラを向け写した写真には個性が出ます。佐藤尚を講師とした写真教室ではありません。写真の初心者から上級者がやってきてみんなで教え合っています。無料の集まりですのでプロの私が教えることをしていないのですよ。でも、実は、それがかえって良い形となってみんなの表現力は伸びていると思うのです。ま、ワークショップの実態は、写真撮影よりお喋りの方が多いですけどね。みんなそれを楽しみで集まってきているのよね。
やっぱり
写真は楽しく撮ろう。
つい数日前にワークショップをやりました。
みんな、一生懸命に写真を撮り楽しくお喋りしてたね。また会おうね。
そうなのだ、東日本大震災での被災地支援の体験が地元の小さな小さなコミュニテイーにつながっていったのです。