ふと、思い出した過去のLINE。どん底で3連敗中だった自分に励まされた話
よく私はクヨクヨしやすい
あーこれがダメだ
あーもっとダメだ
もうダメ、終わり。あーあっ
下へいけば、とことん降下していく典型的なネガティブ人間。でも、よしやるぞ、と意気込んでタスクをいっぱい作って完了させて行くことで、軌道修正をしていく人間でもある。
しかし、そこまでいくのが時間がかかってしまうのも事実。
プロカメラマンの審査に8回も落ちた原因の1つではないかなと、思ったりもする。
ちょうど去年の5月、プロカメラマン審査に落ちて、師匠と一部の人を除き、連絡を絶った。
これで合格出来るでしょ!と師匠からのお墨付きを貰ったアルバムで審査落ちし、同時に私よりも後輩の子たちが合格していき、絶望の淵に立っていた。
追い越されること
圧倒的に出来ない自分が辛いこと
なぜ落ちたのか理由が見えないこと
在籍期間が残り1ヶ月しかないこと(基本6ヶ月しか師匠のクラスにいれない決まりになっている)
これで人生終わりっていうわけではないのは、わかっているけど、涙が止まらなかった。最終的に、とことん追い詰め、周囲との関わりを最小限にした。
そんな私を見かねて、名古屋に連れ出してくれた先輩がいる。やぶさん。
同じプロカメラマンを目指す仲間たちのクラスで集まる東海オフラインに誘っていただいた。
行くかギリギリまで悩んだが、辛すぎる今に耐えきれず師匠とやぶさんに会うために、名古屋へと向かう夜行バスへ飛び乗った。
これが師匠とやぶさんとの初ミーツになった。
新緑の庄内緑地、ZOOMとSlackだけの関係が一気にリアルに。ほぼ極限状態だったメンタルが一気に蘇った。
あの後にやぶさんからいただいたLINE。
すっごく温かい毛布に包まれて、ギュッと「大丈夫だよ!」とハグされたように思えた。
それからもたくさんネガティブ人間に、やぶさんは何度も毛布を差し出してくれた。
編ラ卒業制作の追い上げ。
どんどん降下ネガティブになっていた時、ふとこのやりとりを思い出し、見返した。
去年の自分と今の自分、全く同じだ。
しかし、去年の自分の先にあるのは今の自分。
去年の自分には合格が見えなかったけど、今の自分は26組のゲストさんに恵まれたプロカメラマン。カメラを持って、行きたい場所へも行けた。
自分を認めて、よしやるぞと、気合いをいれて進むこと。
望む方向へ何とかして進むこと。
時々、自分に優しくすること。
何とかなるかもしれない。1年前の自分のおかげで、ちょっぴり希望が見えた。
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