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Satone
2015年3月28日 02:11
桜が散る前に名ばかりの自由を奪われたくてただきれいなものが見たくて四六時中祈っていた冷めたコーヒーを零して笑う泣きそうな顔して放ついくつの夜を食べたら王子様に逢えるんだろうアルコールで潤むピンヒールが折れる年上の人が絡む春の歌を歌う私の魔法にかかった人が私の毒にあたった人が落ちる穴アルコールで集うピンヒールで笑う年上の人が抱く春の夜が残るアルコールで
2015年3月24日 01:07
握りしめた手をぽっけに隠して上目づかいを覚えたからもう戻れない道がある知らないことの幸せの方がいつも少しだけ甘い落ちた花弁が汚した道をそれすら彼は愛でるだろうか今息を吸った夜が少しずれた君に朝をあげる君に私をあげる
2015年3月14日 00:03
客寄せパンダが国家を揺るがす青い雨この風に乗れ本当の不安だけを持って悪夢を食べるバクは都会では忙しいその海がざわめく黄色い叫び声があなたを呼んでいるそれを捨てられる?あなたは抗える?何の為に何の為に
2015年3月13日 01:58
無味無臭の彼らに唇で触れて頭の中に海が広がる左から数えて2番目の春よこしまな罠で捕らえてしまいたいセンスのない嘘に騙されたいこの海が干上がっても携帯電話は鳴らない愛すべき3月、彼が大人になる花束を抱きしめて走る好きというだけで出来ることがある貴方が笑うかもしれない本当にごめんね夜を泳ぐまだ生きるたびに涙が零れる夜を食べる囚われたのは私
2015年3月13日 01:49
それで、それで、あたしは普通の女の子よりちょっと空に近いだけそれで、もっと近づきたくてハイヒールを望むだけ純正のあたしは誰の手中にも収まらない笑うように生きて誰にも汚されない
2015年3月12日 03:43
最近のあたし達は胸の中のブラックホールから上手く言葉を取り出せずに壊れたおもちゃみたいね伝わらない悲しみがここに来て効いてきた彼を夢うあたしはどんな顔してる、盟友よ何かが詰まったその胸を撃ち抜いたら薔薇が散る『選ばれないことは死ぬことなの。』と彼女の意図がだんだん尖っていくみえるの、心底まできっとひとつじゃ物足りない彼どんどん欲しくなるでしょ?だんだん忘れていく
2015年3月2日 19:57
焦がれたイメージの潤んでいくプロセスあたしの中の海を恐れることは無いせいかつにミュウジックなど必要無いそんなものはとうの昔に絶滅している本物の余韻があたしたちを震えさせるだけ考えて考えた戻れない場所に思いを馳せることも共有する者がある人に出会うことも大事なことなんかじゃないあたしは誰の体温も知らず自分の鼓動に怯えたり懐かしい匂いに微笑んだりしっぽの行く末を見詰めた