スランプ

最近のあたし達は
胸の中のブラックホールから
上手く言葉を取り出せずに
壊れたおもちゃみたいね

伝わらない悲しみが
ここに来て効いてきた
彼を夢うあたしは
どんな顔してる、盟友よ

何かが詰まったその胸を
撃ち抜いたら薔薇が散る
『選ばれないことは死ぬことなの。』と
彼女の意図がだんだん尖っていく
みえるの、心底まで

きっとひとつじゃ物足りない彼
どんどん欲しくなるでしょ?
だんだん忘れていくでしょ?
そうなの、そうなの、
ああ、また言葉を切り刻んでる
ただ思いを形にしたくてしたくて