木実の名は。(8) 〜 ♫雨上がりの庭で クチナシの香りの
木や草や花や実の名前をさらっと言える人になりたい! そんな昔からの思いを急に達成したくなったのでシリーズ化しました。きっかけはこちら。ログはこちら。
ユーミン歴45年なんだけど、お恥ずかしいことに初めて知った。
というか、いままで意識してなかった。
名曲『やさしさに包まれたなら』って、今の季節の歌だったんだ!
いやー、なんか歌詞の内容から、なんとなく春かなぁ、って思ってた。
そうか、今(6月)だったかぁ・・・。
根拠?
ええと、二番ね。
普通に口ずさんでいたけど、気がつかなかった。
雨上がりの庭で くちなしの香りの
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつるすべてのことはメッセージ
そう、クチナシの香り!
そう言われれば、「雨上がりの庭」も梅雨を暗示しているしなぁ。
ええとですね、ラン周回コースにクチナシを見つけたわけですよ。
あの香りでわかった。
「あ、どこかにクチナシがいる!」って思って探したら、地味なところにひっそりいた。
そしてなんとなく、渡哲也の『くちなしの花』ではなく、ふとユーミンのこの歌が口をついて出て、「ハッ!」ってなった、ということですねw
ああ、あの名曲は6月だったか!
ということで、今回はクチナシ。
ひらがなで書いた方が似合うけど、このシリーズでは基本カタカナ表記にしているので、クチナシ。
3キロのコースでは、クチナシはこれひとつだ。
好きな香りなんで、もっとあったらうれしかったなぁ・・・。
※翌週、もうひとつ発見。
花もきれいなんだけど、なんか葉っぱもきれいだ。
不分裂葉で、全縁。
わりと緑は薄いけど、常緑樹かな。
とても典型的な「葉っぱ」だw
で、例によって「PictureThis」で撮ってみる。
うん、そう、やっぱりクチナシだね。
でも、ネットで調べてみると、こんな記述が。
クチナシは梅雨どきに大型で純白の6弁花を咲かせて強い香りを漂わせ、秋には橙赤色の果実をつけます。
この果実は黄色の染料として利用され、また漢方では山梔子(さんしし)として用いられていますが、熟しても裂開しません。つまり口が開かないことから「クチナシ」の和名がつけられたとされています。
ただし、庭木としてよく栽培されているクチナシは、大型の花で八重咲きのオオヤエクチナシ(別名ヤエクチナシ、英名ガーデニア)が多く、こちらは花は豪華ですが実はつけません。近縁種に樹高30~40cmの低木で地表を這うように枝が横に広がるコクチナシや葉が丸いマルバクチナシなどがあります。
ということは、これはオオヤエクチナシかもしれない。
というか、そうだ、きっとオオヤエクチナシだ。
でも、そういう細かい分類は覚えられないので、クチナシ、ということにしようっとw
ということで、めでたくマップ上にクチナシを記入。
あとでもうひとつ見つかったので、ふたつのクチナシ。
いろいろお馴染みさんでマップ上がにぎやかになってきたぞ。
毎朝「お馴染みさん」と会っていると、葉っぱのカタチとかを少しずつ見分けられてくる。ひと目で「お、ケヤキくん!」とかわかってくる。
そういうのが楽しいね。
ではまた。
古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。