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やたらだるかったり眠かったりは、実は「隠れ熱中症」の後遺症かもらしいよ


友人が医者から聞いた話。

この夏みたいに暑いと、ヒトは気づかずに軽い熱中症(隠れ熱中症)になることも多く、いったんそうなると、その後1週間から1ヶ月くらいは後遺症を引きずるらしい。

「だるい」とか「疲れがとれない」とか「やたら眠い」とか「食欲ない」とか、いわゆる夏バテみたいな症状が続くという。

隠れ熱中症とは:
熱中症に特有の初期症状を伴わずに進行する高温障害。脱水症状の一歩手前の「隠れ脱水」もほぼ同義に使われることが多い。
熱中症は、高温環境下で生じる急性疾患の総称であるが、のどが渇く、多量の汗をかくなどの初期症状が顕著であるためすぐにそれと判断できる。しかし、隠れ熱中症はこうした症状のないまま進行し、重症化してから気づくことも多い。
高温環境下だけでなく、室内や自動車の中、また夜間であっても発症する可能性がある。小児や高齢者ではとくに発汗による体温調整が円滑にできないため、注意が必要である。(コトバンクより)


あー、それだ! と思った。

なんかここ2週間くらい超だるくて超ねむくて超つかれがとれないのは、たぶんそれだ!

原因は馴れないラン(進撃の「なにくそラン」参照)を毎朝してるせいかと思ってたけど、でもきっとそれだ!

そういえば、すんごいクラクラする日が確かにあった

あれは隠れ熱中症だったのかも!(重症化する前の)

そして、いまでもその後遺症を引きずってるのかも!



あの日は、前夜にかなりビールを飲んだ。
ボクは大酒飲みなので、ビールを短時間でジョッキ5杯くらいすぐ飲んでしまう。

そして、ビールを飲むときはあまり水をとらない。

※ワインとか飲むときはいっしょに水を飲むよう気をつけているんだけど、ビールを飲むときは水をいっしょに飲むことをしない。というか、水飲みながらビール飲む人なんかいないよね?

で、ビールの利尿作用と、アルコール分解時に必要な水分をとられることで、ヒトは脱水症状になるらしい。


普通の季節ならもちろんビールくらい大丈夫。
でも、その日は酷暑だった。

そして酔ったままそれなりに暑い寝室で寝て(エアコンをかけているとはいえ睡眠時に冷たい風が当たるのがイヤなので29度くらいに設定している)、軽い熱中症になったのかもしれない。

あの日は起きてからずっと調子が悪かった。
クラクラしたし、なんか気持ち悪かった。下痢もした。

そしてあの日からだらだらと数週間、ずっと超だるい。
ずっと超ねむい。
ずっと超つかれがとれない。

これは後遺症だったのだな。
(医者に聞いたわけじゃないけど、なんかすごい納得した)

以下は典型的な熱中症になった人の記事だけど、この方も後遺症に言及している。


少し引用すると、

しかし私は、熱中症の後遺症についての認識はほとんど持っていなかった。水分と塩分を取って、涼しい場所で安静にして対処していれば、体調はほどなく元に戻るものだという程度に甘く考えていたといえる。
熱中症の症状がこれほど長引くものだとはまったく思っていなかったのである。
調べてみると、熱中症の後遺症はかなり恐ろしい。Ⅲ度になってしまうと、内臓や神経などの身体機能が破壊されてしまっているため、救命救急措置を経て命を繋いだあとも、長期にわたる治療を要することになる。
Ⅰ~Ⅱ度であっても、体調がもとに戻るまでに数日から1週間程度を要するのが一般的で、1ヵ月以上かかるケースも珍しくないという。しかも一度熱中症になった人は再び熱中症にかかりやすく、かなり慎重に行動するべきだ、ということだ。


なるほどー・・・

昔からあるいわゆる「夏バテ」
これって隠れ熱中症の「後遺症」のことだったのかもね、と、なんか妙に合点がいった。

そうであるなら話は別だ。

超だるくて超眠くて超疲れがとれない自分は、別にダレているわけではない。そしてこれは長ければ1ヶ月続く。

ちゃんとケアして、意識して休もう。
無理せず休もう。

これが病気の後遺症であるなら、ちゃんと治さないと。



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さとなお(佐藤尚之)
古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。