病気じゃないし〜怒らない子育て
最近、また図書館通いを再開した。
息子にも何冊か絵本を借りるが、その中でも”しんかんくん”ばかりがお気に入り。
他の本には見向きもしない。
普段読んでと持ってくる本も、電車の本ばかり。
興味の幅が狭い、とはこのことか。
まぁ、とことん突き進め!息子よ。
私の借りる本は、まだ読んでいない佐々木正美先生の本や、ASD・子供のアスペルガー関連の本。家にやってきた父が、それを見て私に言った。
「この子は病気じゃない。そんなに病気にしたいのか。」
息子は病気じゃない。そんなことわかってる。
そういうタイプの男の子だ、ってだけ。
父は、「息子のわがままはお前のしつけのせいだ、もっと厳しくしろ」と未だ言う。私がまだ息子について、どんなに育てにくい、と感じていても、子供とはこういうものだと信じて疑わなかった時期、同じように言われて、悩んで悩んで
私の育児が悪いのか、離婚がいけなかったのか、
そんなふうに考えて、息子の様子もどんどんひどくなっていった。
妹の一言で、その可能性について気付いて、相談施設を回り、ASDの傾向がある、「お母さんのせいじゃないですよ」「今までよく頑張りましたね」と言ってもらえて、心底ホッとしたし、涙が溢れた。
やっとわかってもらえる人がいた、って思えたから。
息子に診断名が出るかどうかは本当にどちらでもいいんだ。ただ、私がその特性に気づいて、ネットで知ったり、本を読んで学んだ対応方法を実践したところ、間違いなくその特性は薄れた。だいぶ楽になったと感じている。
そもそも診断が出るか出ないかの違いは、その特性によって困り感があるか、ないか、の違いによるところが大きいようだし。
今の所、私の接し方を変えたら、家ではほぼ困ることはなくなってきた。
(先日のキライキライ!事件は参ったが)
ただ、園だと・・・。普段は見えないし・・・。
昨日は父にそんなふうに言われて、理解がないのを目の当たりに感じたりすると、やっぱり園にも伝えない方がよかったのか?
なんても考えてしまったけど、
いや、間違ってなかった、って信じたい。
最近、友人が息子と私の様子を見て
「もっと厳しくしなきゃいけない」「こんなんじゃいじめられそうで心配」とか言った。
妹は
「お姉ちゃんが叱っても全然怖くない」
と言う。
全く叱らないわけじゃない。危険なことや、してはいけないことをした時、きちんと注意する。どうしていけなかったのか、わかるように伝えながら目を見て話す。
ただ、どうやら息子は人の表情を読み取るのがやっぱり苦手だから、よくわかっていないのだろうというときも本当に多い。
繰り返し繰り返し、伝えていこうと思う。
それに、私も気分が不安定なとき、感情に任せて大声で怒鳴ったりしてしまうことだってある。でもそういう時は、必ず時間をあけてフォローするようにしてる。
それでも、私が息子をあまり叱らないようにしているのは事実。叱ったり怒ったり、感情をぶつけたり、なるべくなるべくしないように心がけてる。
自分は幼少期、大声で怒鳴られたり、お灸を据えられたり、手を挙げられたこともある。あんまり褒められた記憶ってない。(あるんだろうけど)
怒られて、叱られて、こうしなさいって強制されて、いいことってあるか??
全てが幼少期の育ち方のせいとは、もちろん思っていないけど、私は自己肯定感が低く、摂食障害を18年間患い、20〜30代は暗黒の時代だったと思っている。(もちろん楽しいこともあったよ)
だから私は、息子には、自分がして欲しかった子育てを実践してるつもりだ。
あなたが大切だ、と愛情をこれでもかと伝えて、もういいいよ、わかったよ、ってウザがられるほどに(笑)
やりたい、と思うことは危険を伴ったり、他人に迷惑をかけなければやらせたいし、
好きなことはとことんやれ!と背中を押したい。
そうだった、そうだった、書いてて楽になってきた!
人がなんと言おうと、私は私、私がこうしたいと思った子育てをしていこうと思う。
もちろん息子本人の意向を最大限に汲んで。
私と8歳息子の、生きるパワーとさせていただきます😊 ・息子の偏食費🍚🍖教育費📔🖋 ・活動に必要な機材や備品・管理費等 心から、感謝します。ありがとう♡