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【本について】
タイトル:リーダーを目指す人の心得

著者:コリン・パウエル 出版社:飛鳥新社

【WHO】

コリン・パウエル(元国務長官)

黒人発、史上最年少で総合参謀本部議長を務める


【WHAT】

リーダーシップ論(※彼がうまくいった方法であり、結論ではない)

”すべては人である”
物事をなすのは組織ではない。物事をなすのは計画や制度ではない。物事をなせるのは、人だけ。


【WHAT(リーダーシップに必要なもの)】

・自分も部下も信頼すること
・然るべき課題を与えること

・結果がどうであれ、自分に責任があることを教えること
・間違いを見過ごさないこと
・リーダー自らが率先して変わること
・見解・憶測・事実を切り分けて考えること(検証が変化すれば事実も変化する)
・完全に理解できていない指示を実行しない(部下にもそう伝える)
・予定表を記録を正確に保つこと
・「時間を守れ!私の時間を無駄にするな」と伝えること
・「かく」こと(書くという行為は規律を高める)
・自省の時間をとること(自分の中の悪魔と対峙する)
・失敗は早く克服すること。そこから学ぶこと
・寄生虫は無視する!
・ひたむきに仕事すること
・誠実であること
・人に親切にすること
・常に勉強を続けること


【WHAT(人間性)】

・「私のためにお金を使うな」


・「家族は仕事と関係ない」
・・緊急ではない限り、家族からの電話はつながせない

・任務の目的やその任務でどれほど重要な役割を果たして欲しいのかを部下に説明するほうがいい。
・・賢く有能なリーダーは、自分の部隊やその文化と一体化しており、繊細な方法で指揮できることが多い。

・成功したときは、自分ひとりで成し遂げたわけではない。周りの協力があったから成し遂げられたと肝に銘じる
・今の私があるのは、人生で出会った多くの人々のおかげ


【WHAT(パウエル・ドクトリン)】

・バナバ侵攻や「砂漠の嵐」作戦で決定的な成果をあげた
・必要な軍事力は全て投入すべきという基本的な考え方

・戦争は避けるべき
・・政治的手段から外交的手段、経済的手段、金融的手段などあらゆる手段を講じて問題解決する

・戦いの原則(物量・目的・攻勢・奇襲・戦力の節約・機動・協調・警戒・簡明)


【響いたメッセージ】

・どこで人生を始めたのではなく、どこで終わるのかが重要だ
・信頼、責務、結果責任は一体のもの(レーガン元大統領)
・わかっていることを言え、わかっていないことを言え、その上で、どう考えるのかを言え!
・ハードウェアが変わるたびに、考え方(ブレインウェア)を変えろ
・部下に尊敬されようとするな、まず部下を尊敬せよ
・親切とは弱さを示すものではなく、自信を示すものだ
・ひとりの人にとってあなたは世界になりうる
・がむしゃらに働いて、勉強を続け、部下の兵士を厳しく訓練して面倒をみる。どのような任務にもベストを尽くす。陸軍を愛する。任務や部下のタマねら死ぬ覚悟を持つ。これだけしてればいい。
・問題解決こそリーダーシップ(問題は解決しなけらばならない。管理ではだめ)
・問題を解決しない人はリーダーではない

・「ベストを尽くせ、ベストさえ尽くせば結果は問わない。ベストを尽くさないのはいけない」ーパウエルの両親の方針
・仕事の99%は尊いもの
・優れた決断を問題で曇らせてはいけない
・恐れにコントロールされてはならない。恐れにコントロールされる人物にリーダーの資格はない
・優れたリーダーは、ビジョンやミッション、目標を設定する。偉大なリーダーは、あらゆる階層の部下に刺激を与え、各自が目的を自分のものとして理解し、真剣に取り組むようにする。
・物事がうまく行かなかった時、それはリーダーの責任であって部下の責任ではない
・自分を信じて努力しろ、懸命に勉強し、自分で自分のロールモデルになれ、なんでもやればできると信じろ、そして、常にベストを尽くせ

【アクション】

”自分で自分のロールモデルになれ”を実践!


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