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「ノメルズ・ハードレモネード」マーケティングを勝手に分析!

若者に切り込むお酒


パッと目を引く可愛い缶。

皆さんももう、どこかで見ているかもしれませんね。

このお酒を思わず“3種買い”してしまった私。


お酒に弱い私に、

3本も購入させたこのお酒の魅力やトリガーはどこにあったのでしょう??


つい、マーケティングを分析したくなりました!


「ノメルズ・ハードレモネード」は、19年発売のレモンサワー専門ブランド「檸檬堂」を出している日本コカ・コーラ社が、新たに発売したサワー。

檸檬堂の購入層は、アルコールが好きな30代〜40代。

一方で、

ノメルズは、低アルコール飲料市場で購入者数が伸びている20代〜30代、かつ普段あまりお酒を飲まない若者に向けた商品設計になっている(日経XTRENDより)

ということで!!


私は、まさに企業側の戦略にドンピシャでハマったということになります。

「やられた〜」という感じです。


私の心が動いた要素を紐解くと、

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・レトロなパッケージ

→今までにない可愛いデザインで家に置いておきたくなる


・パッケージのカラー

→カラフル で気分がハッピーになる


・3種類

→全て買いたくなる


・パッケージのアイコン:

「ブレンダーレモネード」「炭酸」「ジュニパーエキス」

→ハーブ好きな私はこれだけでも買いたくなってしまった


・低アルコール

→酔わずに楽しめる


・「甘酸っぱいレモネード」「ほろにがレモネード」「ちょっとすっぱいレモネード」という表現

→味の違いを試してみたくなる



これらの要素が絡み、

「欲しい!!」「飲んでみたい!」

という気持ちになり購入に至ったということがわかりました。


自分のマーケティングに置き換えて実践できるヒントが沢山あります!


ノメルズのコンセプト

”東條氏は「日本の酒場文化」を商品コンセプトとする檸檬堂との差異化を図るため、「米国・西洋のカフェ文化」をノメルズの商品コンセプトの1つとした。

ジンの香りのもとであるジュニパーベリー(セイヨウネズ)を風味付けに使い、米国や欧州のカフェ文化を象徴するフードトラックをパッケージに施したのもそうした理由からだ。

 「ソフトドリンクがルーツの大人向けのレモネード」というもう1つの商品コンセプトも、焼酎をレモン果汁で割って作るレモンサワー、つまり檸檬堂の逆を行く。酒が主体ではなく、あくまでソフトドリンクにアルコールを追加しただけという"気軽さ"を伝えようとしているわけだ“

(日経XTRENDより)

20代向けのファッション誌「MORE」にもしっかり掲載されていました!


ブランドチェンジ、リブランディング、商品企画、新しい顧客顧客層の開拓、プロモーションにいかせますねっ!


執筆者:水野について↓


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