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【今日の読書】Day166
THE MEANING NOTE
山田智恵 著 KIMPUAHA 2021年


意味づけで人生は変わる!

1日3つ、チャンスをかくと進む道が見えてくる。


チャンスを「書く」「見返す」を繰り返すことで、チャンスの繋がりが見え、これから起きそうなことを予感できたり、自分の進む方向性が見えたりする。


大学卒業後、父親が経営していた会社に入社した著者は、リーマンショックで全てを失った。職を見つけなければならないが、就職活動の経験はない著者は、途方に暮れる。

人生「崖っぷち」で生まれた「ミーニング・ノート」とは

❶[3セレクト]

①ミーニング・ノートとは

チャンスを掴む秘訣は、自分に起きる出来事に価値や可能性を見つける力「意味づけ力」を高めることができる「ミーニング・ノート」


今日はどんなチャンスが自分にきたのか?
そのチャンスから何を得たのか?
そのチャンスはどんな風につながっていきそうか?


1日たった数分ノートに向かって、問いかける。

チャンスを「ラッキー」で終わらせず、法則や因果関係を明確にすることで、再現性が上がる。チャンスを自ら引き寄せることが可能になる。著者自身も、全く想像できなかった未来が切り開けていった。


<「意味づけ力>を高める2つの方法>

1、他人から学ぶ
2、自分で実践して学ぶ

出来事→意味づけ→行動→結果

②どこにチャンスがあるのか?

チャンスは必ず日常の中に落ちている。チャンスは必ず見つかる。

どこに意識を向けるかという問題なだけで、探せば見つかるもの。

多くの人は、キラキラしたチャンスしか気づかない。
そして「今日はつまらない1日だった。忘れるために早く寝よう」と片付けてしまいがちだ。ちっぽけだったり自分を悲しませたりするような出来事であっても、捉え方次第で大きなチャンスへとつながっていく可能性がある。


<ストーリー>
著者は、家族の生活が一変してから1年が過ぎようとしていた2011年。スティーブ・ジョブスがこの世を去った。ある日、誰でも買えた本の裏表紙に、人生を変えるという言葉と出会うチャンスに出会った。


「そんな何でもないところにチャンスって落ちているのか!」とうことに衝撃を受けた。

人生を変えるようなチャンスは、ふとした日常の中にも落ちている。

大切なのは、特別な出来事に出会えるかではなく、自分の心が動いた出来事をつかんで離さないこと。

日常の中で、”自分の心が動いた出来事”が「チャンス」なのだと気付いた。


③チャンスとは

チャンスとは「そのとき」見える価値だけでなく、「つながった先」に新たな価値が見えてくる。


ノートにチャンスを書くうちに、「そのさきの価値」を想像できるようになってくる。チャンスには3種類。1「キラキラ・チャンス」2「わらし部・チャンス」3「スパイシー・チャンス」がある。


・キラキラ・チャンス:わくわく、ドキドキ、ときめき、喜び、驚き(一般的にチャンスと自覚できるもの)


・わらしべ・チャンス:「え?こんな些細なこともチャンス!?」日常の小さなチャンス


・スパイシー・チャンス:「こんないやなことがチャンス!?」心がネガティブに動くチャンス

*スパイシー・チャンスには、人生を大逆転させる大きなパワーが秘められている!

”人間の幸福というのは、滅多にやってこないような大きなチャンスではなく、いつでもあるような小さな日常の積み重ねで生まれる”(ベンジャミン・フランクリン)


❷[マイエピソード]

 私が大きな挫折を経験した後から記録するようになっていたことが、本の中にあるように「意味づけ」でした。私だけではなくて、逆境を経験した人は、同じようなことをしているかもしれない。

本に書かれているように、「スパイシー・チャンス」の中に大成長のチャンスがあり、ピンチを切り抜ける大きな力になっていることを、実感できている。そして、一昨日も、昨日も今日も過去の逆境に感謝したばかり。


❸[今日からのアクション]

1000個ものチャンスを書きためたミーニング・ノートは、世界で1つの自分だけの大切なデータベースになるというから、今日からカテゴリーわけして書いていく。

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