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【本について】
タイトル:自分の時間を取り戻そう

著者:ちきりん
出版社:ダイヤモンド社

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■WHY(問題提起)

現代人は、忙しすぎる。そればかりか、その忙しさを受け入れてしまっている。

そして、「忙しすぎる」=「生産性が低い」という状況を、時間を増やして解決しようとする(時間を増やせば生産性が上がるという勘違い)。

そのために、本当にやりたいことが後回しになり、心身ともに疲弊している。


「不安が強すぎてノーと言えない」
「とにかく頑張る」(思考停止モード)

という状態に陥っていないか?

「時間」で解決するといつか、破綻する。

何もかも完璧にやろうとするのではなく、希少資源に目を向けて、活用するべき。今後、ますますあらゆる場面で、高生産性シフトが加速していく。


今後、「生産性格差」が、ますます顕著になる。
高生産性シフトは、これからの経済成長の源になる。


■WHO(誰向け)

* 残業ばかりで限界の管理職
* 家庭と仕事の両立に悩む母親
* 働きづめのフリーランス
* 会社が伸び悩んできた起業家


■WHAT(テーマ)

「生産性」・・「高生産性シフト」
希少資源を活用しよう!


これから、生産性の低いものは淘汰される。

(例)学校教育:学びが間延びしている。いまだに紙とペンの時代と変わらない授業。学び場が学校しかなかった頃と同じスタイルのまま。大学は、4年→1年に圧縮できる。時間も授業料も1/4にできる。


■WHAT IF(事例)

ー希少資源の活用成功事例(シェアエコノミー)


・クラウドワーキング:女性の能力と時間の活用
・ウーバー(タクシー)、エアビーアンドビー:他人の隙間時間、隙間スペースの活用(車、家、人)

→他人が持て余している物や時間を使うため、圧倒的に生産性が高い


■HOW(どうやって)

・「生産性」という基準でものを見る

・自分の貴重な資源を最大限に有効活用する

・時系列でメリハリをつける
(25歳から60歳まで40年働く:生産性を3割あげれば9年以上早く引退できる

・資源を今より有効活用して、得られる成果(価値)の総量を増やす
・・・散歩しながら考える(大前研一さん:思考の生産性)
・・・オフサイトミーティング(議論の生産性)

・自分の身と社会を守るため、継続的に生産性をあげていく
家賃1万円アップで通勤時間を30分短縮するのは、毎月Amazonで20時間を定期購入するのと一緒(20時間1万円

・自分の時間を簡単に売らない

・無駄使いばかり減らすのではなく、価値ある支出を増やす

・頭が動く時間を活用する(歳ともに頭が動く時間は減っていく)

・自分の得たい価値を明確にする(明確になっていないと、希少資源を無駄にする)

・メディアのイメージに流されない(完璧な女性になろうとしない)

・「やめる」(最後まで頑張る場所は、厳選する)

・時間の可視化(時間の家計簿をつける)


■響いたMESSAGE

・私たちが大事にすべきなのは、過去よりも「未来」
・人間は、「いつでもできる」と思うと動かない


■ACTION

自分の周りの「希少資源」を探してみる

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