Day 211 自分の時間を取り戻そう
【本について】
タイトル:自分の時間を取り戻そう
著者:ちきりん
出版社:ダイヤモンド社
■WHY(問題提起)
現代人は、忙しすぎる。そればかりか、その忙しさを受け入れてしまっている。
そして、「忙しすぎる」=「生産性が低い」という状況を、時間を増やして解決しようとする(時間を増やせば生産性が上がるという勘違い)。
そのために、本当にやりたいことが後回しになり、心身ともに疲弊している。
「不安が強すぎてノーと言えない」
「とにかく頑張る」(思考停止モード)
という状態に陥っていないか?
「時間」で解決するといつか、破綻する。
何もかも完璧にやろうとするのではなく、希少資源に目を向けて、活用するべき。今後、ますますあらゆる場面で、高生産性シフトが加速していく。
今後、「生産性格差」が、ますます顕著になる。
高生産性シフトは、これからの経済成長の源になる。
■WHO(誰向け)
* 残業ばかりで限界の管理職
* 家庭と仕事の両立に悩む母親
* 働きづめのフリーランス
* 会社が伸び悩んできた起業家
■WHAT(テーマ)
「生産性」・・「高生産性シフト」
希少資源を活用しよう!
これから、生産性の低いものは淘汰される。
(例)学校教育:学びが間延びしている。いまだに紙とペンの時代と変わらない授業。学び場が学校しかなかった頃と同じスタイルのまま。大学は、4年→1年に圧縮できる。時間も授業料も1/4にできる。
■WHAT IF(事例)
ー希少資源の活用成功事例(シェアエコノミー)
・クラウドワーキング:女性の能力と時間の活用
・ウーバー(タクシー)、エアビーアンドビー:他人の隙間時間、隙間スペースの活用(車、家、人)
→他人が持て余している物や時間を使うため、圧倒的に生産性が高い
■HOW(どうやって)
・「生産性」という基準でものを見る
・自分の貴重な資源を最大限に有効活用する
・時系列でメリハリをつける
(25歳から60歳まで40年働く:生産性を3割あげれば9年以上早く引退できる)
・資源を今より有効活用して、得られる成果(価値)の総量を増やす
・・・散歩しながら考える(大前研一さん:思考の生産性)
・・・オフサイトミーティング(議論の生産性)
・自分の身と社会を守るため、継続的に生産性をあげていく
家賃1万円アップで通勤時間を30分短縮するのは、毎月Amazonで20時間を定期購入するのと一緒(20時間1万円)
・自分の時間を簡単に売らない
・無駄使いばかり減らすのではなく、価値ある支出を増やす
・頭が動く時間を活用する(歳ともに頭が動く時間は減っていく)
・自分の得たい価値を明確にする(明確になっていないと、希少資源を無駄にする)
・メディアのイメージに流されない(完璧な女性になろうとしない)
・「やめる」(最後まで頑張る場所は、厳選する)
・時間の可視化(時間の家計簿をつける)
■響いたMESSAGE
・私たちが大事にすべきなのは、過去よりも「未来」
・人間は、「いつでもできる」と思うと動かない
■ACTION
自分の周りの「希少資源」を探してみる
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