Day210 「ビジネスで一番、大切なこと」
【本について】
タイトル：ビジネスで一番、大切なこと
著者：ヤンミ・ムン
出版社：ダイヤモンド社
【問題提起】：WHY
企業は、”差別化”という言葉の罠にハマっている
他者との違いを作ろうと一生懸命になるほど、消費者から遠ざかっている。
違いが細かくなりすぎて、差別化が消費者にとって無意味になっている。（異質性同質性：類似性の海に埋もれている）
自覚はなくても、同じ方向を目指してしまってはいないか？
【メッセージ】：WHAT
”差別化”は手段ではなく、考え方、姿勢、傾聴や観察、吸収、尊重から生まれる。
マーケターでいるということは、企業の中で人間らしさを尊重すること。
【どうするといいか】：HOW
ーリバースブランディングー（世の中の流れの逆をいく）
リバースブランディングを実践する”アイデア・ブランド”の特徴
・一定のセグメントの指示を得ている
・他者がイエスというとき、ノーという
・余分なものを削ぎ落としている
・矛盾を言い訳にしない
例）アップル、グーグル、IKEA、ダヴ、BAPE
「過保護を喜ぶ顧客もいるだろうが、意味ある方法で奪われるなら、それもまた顧客に満足感を与えられる」
【響いたメッセージ】
・暗唱は能力を高める一方で、ある種の惰性をもたらす（頭を使わなくなる）
・消費者に再び、耳を傾けてもらうためには、ベストプラクティスだと思い込んでいるものを手放す時期が来ている
【アクション】
独りよがりな”違い”になっていないか、見直すと同時に、消費者が求めている”違い”は何なのか、リサーチしてみる。
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