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「電子レンジの性能を語る男」「電子レンジを掃除する女」

ひと昔前に流行った、恋愛のマニュアル本みたいなタイトルですが‥‥
我が家で実際に起こった出来事です。

最近、電子レンジの調子が悪くて、
今朝も、前の日の残り物のスープを温めていると、「ボンっ」という音とともに、スープが爆発しました。

火傷レベルの熱々のスープと、ちぎれたサランラップを取り出しながら、「朝からついてないわー。飛び散ったスープなんとかしなきゃ。レンジの中、掃除しよー」とタオルで拭き拭きしていたら、

夫が一言。
「多分だけど、自動あたため機能の時、ラップすると、温度センサーが働かないんじゃないかなー。もう、買って10年だし、そろそろセンサーも劣化してるのかも。最近、よく爆発してるし、自動温め機能使うと、いつも熱すぎるんだよなー。」

いや、もう一言ではないです。結構、長々と電子レンジの機能、性能について話してました😅

仕事辞めてから、時間も心も余裕がある私。

これが余裕がない時だったら、目の前のスープだらけのレンジにイライラしながら、「出勤前にパタパタしてるんだから、少し静かにして!」とか言っていたと思います😓

今は、余裕があるので、彼の気づきと、分析力に、素直に感心しました。

「うわー。気づかなかった。たしかに、最近よく爆発してたかも。温度センサーが故障してるのかな?」

そしたら、気を良くしたらしい夫。

「次からは、サランラップなしで温めてみよう!爆発しないか、電子レンジから目を離さずに。
それでもダメだったら、自動あたため機能じゃなくて、タイマーで温め時間を調整して!
それでもダメだったら、買い替えよう」

一言ではなく、結構、長々と対処法を話してました😅

男と女というのは、視点が違うのねーと本当に思います。

私はどちらかというと、物事に対して、感情を重視してしまうし、今起きている現実を対処するために、行動します。(電車レンジの中のスープを何とかする)

夫は、起きたことに対する原因を分析して、次は違うアプローチをしてみようと提案します。(電子レンジがまだ使えるか実験して判断する)

お互い、同じ出来事を経験しているのに、視点が違うというのは面白いです。

同じように、毎朝流しているBGMの音楽も、夫は低音が好きで、ベースの音を聞いているらしいです。
私は、どちらかというと、歌手の声(メロディ)を聞いています。あとは、ピアノとバイオリンの音が好きなので、それらの音はよく聞こえます。

同じ曲を聞いても、聴こえている音が違うというのも面白いです。


最近考えるのは、この世に男性と女性という異なる性が存在し、異性に惹かれる理由は、自分と違う視点、価値観に気づくためなのかなーと思っています。

自分というものに囚われすぎると、思考も、価値観もワンパターンになりがちですが
他者のもつ違う視点、捉え方を受け入れると、物事が少しずつ立体的に視えてくるような🤔

音楽が、コード進行と、メロディが合わさって、曲として完成するように、お互いを支え合い、引き立て合う関係性が理想だなーと思います。

そして、noteの投稿を拝見していても、男女の特性が文章に現れているような気がします。

女性的な文章から感じる優しさに、共感し、癒されますし、一方で男性的な文章から感じる「自分では捉えられない世界観」に惹かれたりもします。

男性、女性に限らず、多様な性があり、その中にも個性があり、みんな違うからこそ「出会い」をうれしく感じます。

理想を言えば、こどものように、男女の違いを意識せず、何も意図せず、人としてただ好きだから「一緒に遊びたい、楽しみたい!」が広がる世の中になればなーと思います。

最近、恋愛や結婚の悩みをよく相談されるので、少し書いてみました。

結婚や恋愛がしたい人も、一人が好きな人も。
生き方は、それぞれ自由だと思うのです。
どちらにしても、大なり小なり孤独感はあるような気がします。むしろ、他者と一緒に生活することで生まれるストレスもあるよね、と共感します。

私は人が好きですが、同時に、孤独な時間に癒されます。

男女間のすれ違い、想いちがいが少しでも減って、生きやすい世の中になれば良いな、と思います。

価値観の変化とパートナーシップに関するnoteです↓↓


実は、「日常の出来事を通して、自分の考えている事を文章にする」は、私のひそかな楽しみなので、夫にはnoteに投稿していることを伝えていません。

電子レンジの件なんて、読まれたら確実に私とバレる 笑

どうか、夫がnoteの存在に気づいていませんように。
もし、気づいていたとしても、そっと見守っていてください🙇‍♀️

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