「わんわ」と「ねね」
このあいだ一歳三ヶ月になったばかりの息子のことを、わたしはみっちゃんと呼んでいる。近ごろのみっちゃんは、なんだかもう、あまり赤ちゃんではない。急速に、子どもへと変わりつつある。嬉しいような、さびしいような、複雑な心境だ。
最近のみっちゃんを、「子どもみたい」って感じるのは、なぜだろう。ほんのちょっと前までよちよちだった歩きが、だいぶ安定してきたからか。指さしや動作で、少しずつ意思の疎通がはかれるようになってきたからか。いっちょまえに、大人の身ぶりの真似なんかも始めたからか。