アンコンシャスバイアスはどこから?

北九州のムーブフェスタで
「女性蔑視発言を考える」というワークショップでファシリテーターをしました。

北九州の主権者教育を考える会さんの企画です。

あからさまな蔑視発言もありますが、
「言った本人が気づいていない」
「言った本人が良かれと思っていったことが、人に嫌悪感を抱かせてる」
ということも多いです。

なので今回は
「アンコンシャスバイアス」(無意識の差別/偏見)を主なテーマで、
皆さんと一緒に考えました。

グループトーク
「身近にあるアンコンシャスなジェンダーバイアスは?」
「自分がアンコンシャスバイアスを持たないようにするにはどうする?」
は、どんどん意見が出てワイワイ盛り上がりました。

最後の
「アンコンシャスバイアスのある相手に、
 『自分は嫌だ』と思うことを言われたら、どう伝える?どう理解をしてもらう?」
というグループトークは、
「難しいよね」という話がたくさん。

「相手が何を言っても気づかない。」
「『そういうつもりはない』の一点張り。
 そういうつもりがなくても、自分は傷ついているのに、全くわかってもらえない」
「『言葉狩り』だと捉えられてししまう。本質が伝わらない。」

私がある本に紹介されていた
「なんでも笑顔で受け止めるのではなく、
 『プーチン顔』で返す」という例を紹介すると、
大学生が、
「肯定しないこと。」と言ってました。

参加者30人のうち、高校生や大学生もいました。
彼女たちは、他の参加者(50歳以上かな?)の話を聞いて
「え?なんでそんなことが起こってたんですか?」って不思議がってました。
自分の小学生の子らを見てても、
そんなにジェンダーバイアスは感じられない。

彼女らが、
社会人になる頃、私たちの世代の意識が変わっていること、
子どもたちが自分の意志で自分の人生の選択ができるような社会になるよう、自分の仕事で貢献したいなぁと思っています。

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