損は儲けの初め
損をすることは、次の利益につながっていく第一歩であるということ。(日本)
やや逆説的な表現。
お金を稼ぐためには
お金を使わなければならない
というは、
少し矛盾しているように
聞こえることがある。
しかし、人生においては、
たとえ最初の損失に
直面することに
なったとしても、
成功、充実した
人生を歩むための
強固な基礎を築く
ようなものであり、
その損失が、
実はマイナスではなく
むしろ、
その先に大きな
利益や徳を生む
プラスの道を開く
ものであるという考え。
だから、
挫折に意気消沈
することはない。
将来の成功への
足がかりになる
のだからと、
落胆する人々への
慰めの言葉として
今日にも伝わる
言葉となった。
最上の利益は、
損をすることである
というのが良くある。
類語
・損せぬ人に儲けなし
・損をして利を見よ
・損せぬ人に儲けなし
・損は儲けの初め
損して得取れ
一時的に損にはなっても、それをもとに
大きな利益を得ようと考えるべきだ。(日本)
目の前の
小さな損失を
我慢すれば、
そのことが
将来大きな利益となって
跳ね返ってくるということ。
すなわち
「小利を追わず大きな仕事を得よ」
という考え。
この言葉は、
今、小さな損失
だったとしても、
後に来る
大きな利益に
つながることが
あることを
示唆しています。
簡単に言えば、
短期的な勝利よりも
長期的な成功を
優先するという考えです。
ただこれは、
人生における
成功の鍵となり得るが、
常に正しいとは
限らないことに
注意することが
重要としています。
その意味を十分に
理解するためには、
鯛を釣る餌に
高級な海老を
奮発するという
「海老で鯛を釣る」
ような将来における
自分自身の徳を
良く理解した上での
「損失」という
概念をよくよく理解し、
考える必要がある
としています。
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