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タイのMILOは味が違う!?

ちょっと前に、ネットニュースでミロが販売休止という記事を読んだ。

ミロなんて子どもの時以来飲んでいない。なんだか急に懐かしくなって近所のスーパーで探してみると、普通にしこたま(なんなら特売価格で)売られていた。

いくつか種類があったが、深く考えずにそばにあるものを適当に買い、ワクワクしながら早速飲んでみる。

あれ?…味が違う?

牛乳じゃなくてアーモンドミルクで作ったからかな?とも思ったが、それにしても甘さが足りない気がする。

一口飲んだら子どもの頃にタイムスリップできるのではないかとちょっと期待していたのに、タイのミロの味は私を過去へと連れて行ってはくれなかった。

数日の間気にせず飲んでいたけど、やっぱりおかしいと思って「タイ ミロ」でググってみると・・・

タイでは肥満防止健康促進を目的とした砂糖税導入のため、世界初のノンシュガーのミロが販売されているらしい。

もしや!?と思ってパッケージを見てみる。

まだすらすらタイ文字を読めるレベルではないし、このデザインのフォントは、はなから読めるわけないと思って読む努力すらしていなかったけど、眉間にシワを寄せてよーく見たら書いてある。

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ไม่มี น้ำตาลท(マイミー ナムターン)=ノンシュガー

ああ、やっぱりか!!

ただ不思議なもので、ノンシュガーってことがわかるとなぜか急においしく感じられる。うん。甘さ控えめでいい感じ😊

ちなみにこの砂糖税、タイでは2019年10月から導入されていたらしい。全然知らんかったー😅

(100ml当たり6g以上の糖類を含む飲料が対象で、糖類の含有量が多いほど税率も上がるらしい)

肥満大国のメキシコにいた私にとっては、タイの肥満なんて別に大したことないのだが、タイ料理には凄まじい量の油が使われているし、不健康な食生活の学生たちにびっくりすることも多々ある。

コンビニで「Green tea」と書かれたペットボトルのお茶を買った時も、その甘さに愕然としたこともあったっけ。

砂糖税なんて今まで聞いたこともなかったが、口にするものを選ぶ一つの指針になるのかもしれない。

🥛  🥛  🥛

そういえば、ネットニュースのコメント欄に「ダマになったところを食べるのが好きだったのに、最近のミロはすぐ溶けてダマにならないから昔のを再販して欲しい」みたいな投稿があり、ものすごーく共感した。

わかる!

あのダマをつぶすと、粉がわさぁ〜っとなるのがいいし、ダマごと口に含んで噛みながら飲むのもスキ(伝われ)

タイのミロはどうかな〜?と思ったら、がっつりしっかりダマができた。最高!

コロナが終息して自由に旅行できるようになったら、タイのお土産にノンシュガーのミロなんていかがでしょう?

(ちなみに低糖タイプもある)

ヘッダーの写真、私にとっての懐かしのミロの姿は太めの茶色い遮光瓶に入ったやつ。ああ、懐かしい〜。

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