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心に嘘をついてない?

アラフィフのワーママがカンヌ女優を目指す奮闘記です。

小2の長女が腹痛を訴える。
最初は風邪の症状から、2ヶ月前にはじまった。

落ち着いては痛みを繰り返し、1週間くらい続いた。

半月くらい経ち、また腹痛。
病院へ行ってもとくに問題なしで、また数日続いた。

また半月くらい経ち…また始まった!

様子を見ていると、
土日に落ち着き、学校がはじまると痛みだす。

「まだ小さいと学校にいくのもストレスだったりするからね」
病院でもそんなことを言われて、
なにか学校生活で問題があるか?と聞くと…

「友達とも楽しいし、勉強も楽しい!全部楽しい!早く学校行きたい!」

どんだけ楽しんでるんだよ!
という意見が返ってきた。

しかし、カラダは反応してるのよ。
カラダの奥に押し込めて、「大丈夫!」と言い聞かせてるナニかに…

子どもだと自分の本当の気持ちに気が付かないことが多いからね。
そう病院で言われたけど…

大人(私)だって、同じじゃない??

そう感じた。
子どもがこんな風に自分の本心を隠し、
元気なフリをして周りに問題を見せないようにと
自分に嘘をつくことをしているなら、

そのまま大人になっても、
子ども時代に身に付けた技を使って
自分に嘘をつくことが当たり前になるだろう。

なぜ、「私も同じだ」
そう思うかと言えば、
自分にも思い当たるところがあるからだ。

私は自分と向き合うのが下手くそだ。

厳密に言えば、
「自分の本当の気持ち」に寄り添うのが下手くそだ。

大人に頼ってはいけないと、
弱い自分を出さないように頑張って生きてきてしまったからだ。

幼少期の環境もあったからだが、
子どもの頃に固く固く心に決めたのだ。

「自分ひとりで生きていく」

だから自分がいくら傷ついても、辛くても
「誰にも頼らない」と言うことを選択してきた。

大人になってくると、
誰にも頼らず苦しくとも、
ひとりで成果を出すことに達成感すら感じていた。

頑張れば頑張るほどに、
私はどんどん疲弊していった。

そうして自分の心は置いてきぼりにしてきてしまったのだ。
しかしそれは習慣となり、
今度は自分と寄り添う方法が分からなくなってしまっているようだった。

それが今は演技を探求する上で、
重い重い鎖となって私を縛る。

心を表現する俳優にとって、
自分の本当の気持ちを正直に表現できないことは、致命的であるからだ。

訓練が進むたび、
この問題が度々足かせとなる。

だから今回の腹痛事件は他人事とは思えないのだ。
(自分の子どもだしね)

子どもの様子を見ながら、
どのような心理で問題が起こってるのかを探求したいと思う。

そして、それよりなにより…

子どもにはのびのびと成長して欲しいから、
早くお腹いたいの治るといいな!

痛いの痛いの飛んで行け~~!

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