ショッピングモールと何者でもない自分。
少し遅れましたが、あけましておめでとうございます。
さとくらです。
今年もよろしくお願い致します。
本日3日に今年はじめての外出をしました。
31日から引き籠っていたんですが、買い物をしたくて近所のショッピングモールへ行きました。
布団カバーとグラスとスリッパ(なぜかスヌーピー柄)を買ったんですが、その間「ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン」を聞いていました。
正直、年末年始の連休中、僕は本当に何もできていなくて、それに関する罪悪感が雪のように降り積もっていました。
働いている時は休みになれば、したいことは全部できると思っていたのに、いざ休みになると毎日アホみたいに寝てyoutubeを眺めて2時間とか無駄にする日々。
やめなきゃなぁと思っている中で「ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン」を聞いたんです。
その中で、リスナーの一人がベッドの上からなるべく動かないように過ごすのがモットーだと、メールしていました。
それに関する岡野昭仁の答えが「そういううだうだしている時期って大事」で「なんともならない自分、何者でもない自分っていう時期は、将来役に立つ日がくるんじゃないかって思っていますよ」というものでした。
現金な僕は、そーだよね!今のこのなーんにもしない時期が将来役に立つ日がくるよね!って思った次第です。
時々、僕は本当に呆れるくらい自分に甘い時があるんです。
それはそれとして、ポルノグラフィティの楽曲って応援歌が多い印象があるんですけど、岡野昭仁のラジオを聞くと常にポジティブなことを言おうと想像力を働かせている人なんだって分かって良かったです。
後半にゲストとしてスガシカオが登場し、最後に二人で歌うパートがあり、それが「progress」でした。
世界中にあふれているため息と
君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・
“あと一歩だけ、前に進もう”
って、今のご時世的なものも含めて、最高の一言です。
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さて、新年を迎えてからカクヨムやnoteでコメントをいただいたり、ツイキャスで作品を朗読していただいたりしました。
本当にありがとうございます。
今回、改めて自分が書いた小説を並べておきたいな、と思ったので、それをさせてください。
・「あの海に落ちた月に触れる」
400字詰原稿用紙換算で150枚くらいに届かない青春小説です。
おそらく、一番すっきり読めます。
主人公たちは中学生です。
書いている当時、何を考えていたのか曖昧ですが、冒頭にある「彼女が十人いる男が最初に連絡をするのは十番目の女だ。」はちょっと気に入っています。
そんな訳ねーじゃん、と。
けれど、そんな訳ないとしたら、愛の基準ってどこにあるのか? 多分そんなことを考えていました。
・「南風に背中を押されて触れる」
400字詰原稿用紙換算で300枚を超えるくらいの青春小説です。
カクヨムのカテゴリーを「ミステリー」にしているんですが、そこまでミステリーしていないです。
主人公が「あの海~」と一緒です。「南風に~」だけでも、楽しめる内容にはなっています。
「あの海~」の頃は中学生だった登場人物が二十歳くらいになっている話で、書きながら考えていたこととしては、好きな女の子を一番に考えれば考えるほど理想化させて「本当の彼女」を見失うんじゃないか、って話です。
現実でも、そういうことってありますよね(僕だけかな?)。
・「眠る少女」
400字詰原稿用紙換算で500枚を超える青春群像劇です。
一番長いです。
高校一年生の春から夏の終わりまでの物語です。
受験先の高校で音楽プレイヤーを拾うところから始まるんですが、あらゆるテーマをパズルのピースみたいに繋いでいくことを考えながら書いていました。
なので、複数のテーマが何層にもなって進んでいく物語になりました。
・「西日の中でワルツを踊れ」
400字詰原稿用紙換算で300枚届かないミステリー小説です。
ちゃんとしたミステリーを書いた作品です。
記憶喪失の話です。
一つのトリックとルールのもと、一気に書いた記憶があります。二週間か三週間弱くらいだったと記憶しています。
とはいえ、その後の手直しでアホほど時間は食いました。
ミステリーとして成功しているかは分かりませんが、記憶喪失になった人間を書けたので僕は大満足です。
「西日の~」の主人公を使って探偵小説っぽいものを書く予定なんですが、今年こそ書きます。
ということで、僕がカクヨムで発表している小説でした。
今年はもっと小説を書こうと思うので、今回はその整理もあって紹介させていただきました。
一つでも気になる作品があれば、読んでいただければ幸いです。
それでは、2021年もよろしくお願い致します。
また、これを読んでくださっている方々の一年が健康であることを祈っています。
サポートいただけたら、夢かな?と思うくらい嬉しいです。