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【北海道釧路市】初めての里帰り旅行part4

〈part3からの続き〉

妻の実家の北海道釧路市への旅行記
4日目から遡り、3日目の夕食はバーベキューだった。
バーベキューは北海道釧路市の妻の親戚宅で開いてくれた。

親戚宅へ向かう前、お義母さんから「人数多いし、アウェーだけど大丈夫?」と心配されたが、現役の会社員である私からしたら、初めましての人達との飲み会など恐るるに足らず!
「全然大丈夫ですよ〜」とヘラヘラしながら返答していた。

親戚宅へは徒歩数分の位置なので、歩いていった。
北海道釧路市の家は基本的に広い。
母屋だけでなく、庭やガレージも広い。
なのでよくガレージでバーベキューをするのだそうだ。
そんな話しをしながら歩いていると、親戚宅が見えてきた。

「!?、広大なガレージに人が沢山いるではないか!?」
親戚の方々総勢20名くらいでお出迎えしてくれた。
埼玉のちょっとした庭先でのバーベキューで育った自分からすると、親戚一同でのバーベキューは異次元だった!

まず、挨拶である。
妻が親戚を順に紹介してくれるかと思いきや、40代の兄貴的な人から握手を求められ、「〇〇君?ヨロシク!」的な感じでガッチリとハンドシェイク(誇張含む)した!
それから誰々で〜、誰々の奥さんで〜、従兄弟で〜、その息子で〜と次々と紹介して頂いた。
基本的に全くの同世代はいなく、一回り上の世代とその子供達が多い。
皆さん釧路市や近隣市町村に住んでいるという。

挨拶もそこそこに、「内地からよく来たね〜」と言われながら、奥の上座に座らされ、豪華なバーベキューがスタートした。

厚岸の牡蠣、つぶ貝、国産ししゃも、ほっけ、鹿肉、ラム肉、めっちゃ大きいアスパラ、インカのめざめ、焼きおにぎりetc...と、覚えているだけでも、大量の北海道の食材を炭焼きで頂き、とても豪華なバーベキューだった。

また、食材もさる事ながら、焼き手である!
20人規模の大人、子供達の食事を焼くのであれば、焼き手は常に黙々と焼き続けなければならない。
しかも、牡蠣やししゃも等の海産物を美味しく頂くには、焼けるタイミングと食べるタイミングが重要になる!
焼き手の方は食材に全集中していて、BBQ柱かとみまごう程だ(鬼滅にハマり中)

次々と出てくる焼き物を、「焼き立てが美味しいから」と次々と胃に収めていくBBQSTYLEは、普段のんびり食べる事しかない自分としたら、まさにフードファイト!!
挨拶もそこそこ、話もそこそこに、「これが北海道のおもてなしかぁ!」とフードファイターになるのであった笑

食材もひと段落して、親戚の方々と、ゆっくりお話しする時間が出来た。
親戚の方の多くが、道東からあまり離れる事はなく、地元の高校を卒業したら、地元に就職する事が多いのだそうだ。
(漁業、農業、畜産業、役場、建築、自動車、病院等)
地方のコンパクトな町村がインフラを維持するのはやはり大変だが、地元で家族をもって子育てをするのも魅力的に感じた!
結婚出産も早い為、子供も3人が多く、親戚もとても賑やかだし!
うちの3歳の娘も、珍しく人見知りを出さず、お兄ちゃん、お姉ちゃん達と沢山遊んでもらえた。
やはり兄弟が多いと小さい子との接し方も慣れてるんだろう。感謝です⭐︎

子供達は寝る為に家に帰り、大人たちは遅くまで晩酌していたが、part3でも記載した通り、お酒が強くない自分は酔っ払い、案の定翌日は二日酔いであった。

北海道に来て3.4日、既に自分の身体に異変が起き始めていた。
こちらにきてからの食事や、高級旅館でのバイキングや、バーベキューでこんな美味しい食材を食べていたら、かなり太ってしまった(実際3キロくらい体重増えていた)
思えば、こっちの男性は大柄な体格の人が多い気がする。
食材が新鮮で美味しい、且つ車社会で移動はもっぱら車だろうから、普段あまり歩かない。

ジムもないから、「会費がもったいないから運動しよう」という謎の強迫観念に襲われ、運動する事もない。
夜は熊や鹿が出るから迂闊に外を走れないし、冬は激寒&積雪で引きこもり。
もし、こちらに移住したら、確実にスーツの号数がかなり上がりそうだ。

そして5日目、遂に身体が、悲鳴をあげ始めるのであった。

〈part5に続く〉

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