重原 沙登子 Shigehara Satoko

山口市在住。地方紙記者を経てローカル・ジャーナリストに。地方のリアルを見つめ、ひたすら耳を傾ける日々。きょうもどこかでとことこ歩いています。阿東を盛り上げたい女性のネットワークでも活動中!

重原 沙登子 Shigehara Satoko

山口市在住。地方紙記者を経てローカル・ジャーナリストに。地方のリアルを見つめ、ひたすら耳を傾ける日々。きょうもどこかでとことこ歩いています。阿東を盛り上げたい女性のネットワークでも活動中!

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JR山口線で阿東の旅へ出かけよう!新ガイドブックができました

JR山口線で山口市阿東地域を旅する新しいガイドブックができました。その名も「阿東ショートトリップ」。魅力的な写真とともに、山口線に乗って阿東地域の自然や食、歴史を楽しむモデルコースを紹介しています。私もリード文の作成と校正でちょこっとだけお手伝いしました。 山口線の時刻表とともに、1日もしくは1泊2日で阿東を満喫できるモデルコースを紹介。編集者の愛が詰まったおすすめの飲食店やお土産情報も満載です。きっとあなたの知らなかった、とってもディープで旬の阿東情報に出会えるはず。

    • 仕事実績・依頼について

      《お知らせ》 2024年10月~2025年3月末まで、産休・育休のため、新規のご依頼を受けることができません。ご了承ください。体調をみながら2025年4月より再開予定です。 自己紹介 ■大切にしていること 「ローカルジャーナリストガイド」にある「ローカルジャーナリストの3条件」を常に意識して取材活動をしています。 ビジョンを語ろう フェアであれ 誠実であれ 「ローカルジャーナリストガイド 地域で暮らし、地域から発信する人のための教科書」(日本ジャーナリスト教育センタ

      • 下関の奥座敷、川棚温泉 旅の記録

        9月下旬、山口県下関市豊浦町・川棚温泉へ1泊2日の旅に出かけました。大学時代からの友人との4人旅。何度もお世話になっている玉椿旅館さんに泊まり、市内の豊北町~豊田町エリアを観光してきました。 下関の奥座敷、川棚温泉は、長府藩主にも愛された歴史ある温泉街。こじんまりとした、静かな温泉街ですが、新しいスポットも続々誕生していて、ワクワクする場所です。 実は2008年1月から2020年9月まで、山口新聞豊浦支局の記者として川棚に住んでいました。今も国道191号を走ると当時住んで

        • 阿東が生んだ文学者たち~氏原大作交流館訪問記

          山口市街から木戸山を越え、国道9号線をドライブしていると、「自然のまんま屋」を過ぎたあたりで、篠目川を隔てて1軒の古民家が見え、黄色いのぼり旗が立っていることがあります。 故郷を愛した児童文学者 氏原大作(本名・原阜〈はら・とおる〉1905~1956年)は、阿東篠目で生まれ、生涯を故郷で過ごしました。 代表作は「幼き者の旗」。沢村貞子の主演で東宝から映画化され、浪曲のレコードも発売されました。大作は戦地から「主婦の友社」の懸賞小説に応募。600編の応募の中から選ばれ、菊

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        • きょうのとことこ
          12本
        • みんなでつくる中国山地
          13本
        • あとうのひとこま
          9本
        • 犬キャンプ日記
          8本

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          みんなが笑顔になる“基地”山口市徳地八坂のコミュニティーカフェ「BASE83」

          豊かな自然に恵まれ、「森林セラピー基地」にも認定されている山口市徳地地域。北部の八坂地区には、訪れた人が自然と笑顔になり、元気をチャージできる“基地”があります。 それがこちら、コミュニティーカフェ、BASE83(ベースハチサン)です。 100年先を見据えて中国山地の「今」を記録する本「みんなでつくる中国山地」005号(11月末発行予定)でぜひ取り上げたい!と思い、取材におじゃましました。 BASE83があるのは、旧八坂中学校を改装したやまぐちサッカー交流広場の一角。地

          みんなが笑顔になる“基地”山口市徳地八坂のコミュニティーカフェ「BASE83」

          愛しているからこそ、言いたいことがある!山口を熱く語るディスカッション

          先日、といってももう4カ月も前になりますが…。4月26日に山口県周南市で開かれた紡縁(つむぎえん)会のディスカッションに参加しました。 紡縁会は、周南市のコワーキング&レンタルスペース「CROSS SPACE 紡」で月1回開かれている異業種交流&学びの場。その中のイベントとして、山口県への熱い思いを語る討論会「愛ある割口(わるくち)」が開かれました。 司会者のラジオパーソナリティ、ヤスベェこと大谷泰彦さんいわく「⼭⼝県のあんなことやこんなことに本⾳で⼝を割っちゃいませんか

          愛しているからこそ、言いたいことがある!山口を熱く語るディスカッション

          感動の1冊~島根県飯南町の「今」を記録した書籍「余白の中で。」

          今回は、本についてちょっと書かせてください。飯南町とはちょっとご縁があり、「みんなでつくる中国山地」でご一緒している方々が関わっている本だったので、これは!と買って読んでみたらとっても素敵で、学ぶことがめちゃくちゃありました。友人にもなかば強引に貸してしまいました。地域づくりや地方移住、シティープロモーション、地方からの情報発信などに興味がある人はぜひ手にしてほしい1冊です。  飯南町まちづくり推進課が企画・編集。冒頭から、「都会にはない田舎の良さを発信しよう」というつもり

          感動の1冊~島根県飯南町の「今」を記録した書籍「余白の中で。」

          みんなでつくる中国山地百年会議理事会レポート 本を通じて地域に希望を届けたい!

          今月3〜4日の1泊2日で、広島県庄原市で開かれた「みんなでつくる中国山地百年会議」(以下、中国山地)の理事会に出席してきました。 百年先を見据え、年に1冊ずつ、中国山地の今を記録する本「みんなでつくる中国山地」を出版する活動を「心柱」に、読者や会員のみなさんと「地元から世界を創り直す」取り組みを進めている、ゆるやかなつながり(会員組織)です。 2023年度から山口県担当の理事を仰せつかっており、リアルで皆さんにお会いするのは昨年5月の総会以来でした。総会は懇親会に出ず早退

          みんなでつくる中国山地百年会議理事会レポート 本を通じて地域に希望を届けたい!

          阿東乙女コラム~阿東とつながる冬~

          「阿東に通うあともりメンバー」として、冬の阿東への思いを綴った「阿東乙女コラム」をお届けします。 阿東乙女コラム~冬~ 阿東とつながる山口の市街地で雪が降ると、ああ、阿東は今どのくらい積もっているのかな、と考える。凍った路面で車がスリップ、田んぼに突っ込んで近所の人に引き揚げてもらったとか、以前に聞いた武勇伝を思い出す。 私は正直、冬が苦手だ。寒いのは体にこたえる。ちょっと無理をして「いつかは阿東に住みたい!」と言った私に、阿東にお嫁に来た大先輩は「寒いよ、雪も積もるよ。

          阿東乙女コラム~阿東とつながる冬~

          元新聞記者が記事を書きまくって考えたこと④「予定稿」でもっとタイムリーに・多くの・「伝わる記事」が書ける!

          大量出稿を可能にするテクニック 地方紙記者時代、今になって思えば毎日むちゃくちゃな量の原稿を書いていた。同業他社に転職した後輩も、新天地で出稿量の少なさに驚いていたっけ…。当時はそれがフツーだったし、「書く」ことでしか評価されない(と思い込んでいた)から、とにかく書いて書いて書きまくっていた。 新聞記者は毎日、締切との戦いである。基本、その日に取材したことはその日に出稿しなければならない。スピードだけでなく正確性、出稿量も同時に求められるため、私が頼ったのが「予定稿」だ。

          元新聞記者が記事を書きまくって考えたこと④「予定稿」でもっとタイムリーに・多くの・「伝わる記事」が書ける!

          「みんなでつくる中国山地」第4号お届けレポート㊦周南市鹿野

           「みんなでつくる中国山地」お届けレポート第2弾は、「鹿野かくれがマルシェ」執行部の皆さんへ本を届けに。11月19日、周南市鹿野地区で毎月(冬季を除く)開かれている「鹿野かくれがマルシェ」へ行き、執行部の数井由紀さんに「みんなでつくる中国山地」第4号を届けた。 鹿野をまるごと楽しむ回遊型マルシェ かくれがマルシェは、鹿野地区内に分散する複数の会場を巡って鹿野を味わいつくす回遊型のイベント。鹿野地域内外から、地元の特産品や手作り雑貨、スイーツなどを扱う店が出店する。執行部の

          「みんなでつくる中国山地」第4号お届けレポート㊦周南市鹿野

          「みんなでつくる中国山地」第4号お届けレポート ㊤ 

           10月28日に発売となった年刊誌「みんなでつくる中国山地」第4号。今回は取材先へのお届けレポートを。  私が取材&執筆したのは、100年続ける人気企画「いまつくられている中国山地」内の2本の記事。山口県周南市鹿野地区で定期的に開かれているイベント「鹿野かくれがマルシェ」と、山口市佐山地区で有機農業に取り組むグループ「さやまエコビレッジ」を紹介した。 さやまエコビレッジの宮崎さんに会いに「食堂life」へ まずは11月10日、「さやまエコビレッジ」の宮崎知美さんを訪問。

          「みんなでつくる中国山地」第4号お届けレポート ㊤ 

          元新聞記者が記事を書きまくって考えたこと③読者コラムの頼み方「去る者追わず、来るものは拒む」

          東流西流 私が2021年まで16年間記者をしていた山口新聞には、「東流西流」という読者コラムがある。私が入社するずっと前から続いている名物企画で、山口県内各地の一般読者の皆さん(購読者とは限らない)が週に1回、2カ月間コラムを担当する。 1回の文量は450文字ほど、テーマは仕事、家庭、地域活動、趣味などなど、基本的になんでもあり。執筆者一人に記者が一人ついて、出版社の鬼編集者?みたいに原稿を催促したり、テーマについて相談に乗ったり、少々原稿の手直しをしたりする。 執筆者

          元新聞記者が記事を書きまくって考えたこと③読者コラムの頼み方「去る者追わず、来るものは拒む」

          中国地方発の新しいカタチの年刊誌「みんなでつくる中国山地」第4号が発刊!

          1年に1冊、100年出し続ける  「みんなでつくる中国山地」は、過疎の発祥地と言われる中国山地から「過疎は終わった!」というフレーズとともに2020年に誕生した新しいローカルメディア(年刊誌)。1年に1冊、100年出し続けることを目指している。「ここには何もない」と思われていた中国山地から、この地ならではの価値を見出す取り組みを記録し、新しい社会の姿を提示しようとする意欲的な本だ。 特集「さて、どう住む?家の常識を疑え」 10月28日に発売となった第4号の特集は「さて、

          中国地方発の新しいカタチの年刊誌「みんなでつくる中国山地」第4号が発刊!

          レンタルキャンピングカーで九州1周キャンプ番外編!旅の準備はどうやって?

          番外編として、どうやって長期の移動式キャンプが出来上がったのか、準備の流れを紹介します。 準備の流れ まず日程を決める→レンタルキャンピングカーを予約→ルートを決める→キャンプ場を予約 という流れで準備を進めました。 日程を決める&仕事の調整 私は会社を辞めてフリーになったばかり、夫は自営業なので、1カ月以上前に旅の日程だけは押さえました。7泊8日くらいなら休みが取れるだろうということで、夏休みが終わる8月末から8日間としました。 キャンプ中、二人ともパソコンを持ち込

          レンタルキャンピングカーで九州1周キャンプ番外編!旅の準備はどうやって?

          レンタルキャンピングカーで九州1周キャンプ⑨キャンプ最終日、ぬるっと日常に戻る

          2021年9月6日 伊万里市→山口市(自宅) 朝6時起床。キャンピングカーからいったん荷物を全部出し、掃除機をかけるなど。時間に余裕があったので、犬の散歩へ行く。8時前にくすきの杜を出発。まずは福岡市にレンタルキャンピングカーを返却に行く。 満タンに給油して、レンタカー会社に到着。女性スタッフが脚立に登って隅々まで外装をチェックする。屋根に木の枝?でこすった跡があるらしく、「キャンプ場とか行かれました?」そりゃぁ行くでしょうよ。もうここで車は借りたくないというのが正直な感

          レンタルキャンピングカーで九州1周キャンプ⑨キャンプ最終日、ぬるっと日常に戻る