逆算できない

時間の逆算ぎゃくさんが苦手だ。

いつまでに〆切だから、これくらいのペースでやっていけば大丈夫。と、いうのが、できない。
だからいつも、序盤じょばんに時間をかけすぎ、最後の方になって、時間が足りなくなる。

今日の朝も、時間がなくなり、母に「今何分?」と聞いたら、「43分」と言ったので、「じゃあ、20分引いて23分か……」と言っていたら「なんで引くの?どういう計算してんの」と、言われた。

時間の逆算ができない私が、どうやって朝の時間の管理かんりをしているかというと、時間の丸覚まるおぼええである。例えば、歯磨きをするのは、何時何分ごろ、お弁当をめるのは、何時何分ごろと、いうように、行動をする時間をこまかく全部覚えておいて、その時間よりも遅かったら、急がなければならないし、それよりも、早い時間だったら、ちょっと余裕よゆうをもてる。というやり方をしている。

今日の場合、いつもよりも出発するのが20分遅かったため、丸覚えした時間が、全部20分ずつ、ずれてしまっていた。なので、私は、引き算をしていたのである。

今の時間から20分引いて、今やっている行動と、いつもの時間をらしあわせ、このくらいの時間にこれをしているから、まだ大丈夫。と、いうふうに、ちょくちょく引き算をして、確認かくにんしなければならなかった。
それを、母に説明したら、「そんなのやったことない」と言われたので、びっくりした。この時間までに準備すればいいというのが分かっていれば、大丈夫らしい。うらやましい。


私の今年の目標は、「時間に追われない」なのだけれど、いつも時間に追われているのは、これのせいもあるのかも。と、思った朝だった。