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自分を監視するんじゃなくて、観察してあげる

Spirit of a Woman(SOW)主催、滝口いず美ちゃんによる「生理を整えるワークショップ 30 Days in Cozumel Island」がついにスタートしました。

いず美ちゃんと出会ってから数年、これまで、彼女が講師を務めるワークショップなどにはいくつも参加させてもらってきていますが、生理や子宮がメインテーマのものに参加するのは初めて。ワークショップが始まる前に、どんなことをやるのか、YouTubeでいず美ちゃんに話を聞いていたこともあり、私は一受講生として、それはそれは楽しみにこの日を待っていました。

(これを書いているのは、期間中5回行われるZoomによるクラスの第1回目が終わって数日後のDay4です)

初回のZoomクラスでは、自己紹介をしあった後、健やかな心身の基本となる5つのBasic Needsの話がいず美ちゃんからありました。

5つのBasic Needsというのは、要は睡眠など、心身が健やかであるための基礎となる5つの項目のこと。一般的に考えて、そりゃ基本中の基本だよね、と思えるような5つです。

でもね。

ここで、「この5つは基本だから、頑張ってやってください」とはいず美ちゃんは言わないのです。

そのかわりにいず美ちゃんは私たちに問いかけるんです。

「この5つの中で、おろそかにしがちなことはありますか?」

「もし、あるとしたら、そこにはどういう信念があると思いますか?」

いやもうね、その5つの項目がいずれも大事であることは、多くの人にとって常識というか、言われなくてもわかっていることなんですよね。でも、わかっているのにできない、やれていないことがきっとみんな悩みで。

でも、できていないことを責めたり、「やれるようにならなきゃ」というような方向に向かいがちな思考をストップさせて、「はて?なぜやれないのだろう?」と自分自身を見つめる方向に転換させてくれるのがいず美ちゃんだよなぁと私は改めて感動してしまったのでした。

ちなみに、私自身は、5つの項目の中で、1つだけ抜きん出て後回しにする項目があることに気づきました。

それは「栄養」なのですが、一週間前に参加したIHヒーリング講習会でも、「家族で楽しくご飯を食べること」や「ときどき感情的な食べ方をしてしまうこと」など食べることに関するトピックが立て続けに出てきていたところだったので、これまで注視していなかった領域にここへきて急に光が当たり始めたような気がしています。

私が幼い頃、母は無添加にこだわり、味噌やドレッシング、パンなどまで手作りしてくれたので、「自分もそこまでやりたい気持ちもある気がするし、でもそこまでしなくてもいいという気持ちもあるし、第一そこまで徹底できないし」みたいなこじらせた思いがあるかもなぁ。

前夫の病気がわかったとき、食事療法をかなり頑張ったのに彼の病気は良くならなくてガッカリしたんだよなぁ。

などなど、つらつらと思い出すことはありますが、一方で、原因究明がワークショップの目的ではないから、気づく必要があれば気づく必要があるタイミングで気づくだろう、とのんびり構えてもいます。

ただ、栄養に関して後回しにしてしまう自分を責めることはやめる、という変化は早くも起こっています。

「わかっていてもできないんだからしょうがないよね。なんでできないか、ちょっと聞いてみてあげよう」という感じで、自分と戦う方向から、和解する方向に切り替わったというか。

ちなみに、このブログのタイトルはいず美ちゃんの言葉から拝借しました。

自分を監視するよりも、観察することで自分がどんどんと愛おしくなってくるんだと思います

いやはや、自分を愛するって、奥深いです。

まだまだスタートしたばかりでこれですから、この先が楽しみ。これから30日間、また変化や報告したいことが出てくると思うので、その時はぜひここで共有させてください。