あなたが幸せなのが1番。〜映画『ミステリという勿れ』を観に行った日の出来事〜


昨日、娘と実姉と映画を観に行きました。

『ミステリという勿れ』です。


田村由美さんの漫画が原作。


ドラマもやっていましたね。


ドラマは娘と一緒に観ていて、珍しく娘も好きで。
今回、娘から観てみたいとリクエストがあったのです。
TikTokの切り抜きで流れてきて、おもしろそうだからって。

ちょうど姉もアプリで漫画を読んでいて、
二つ返事で乗ってくれて、3人でいってきました。


ストーリーは、

主人公の久能 整(くのう ととのう)君が
遭遇した事件の中で
並々ならぬ観察眼・洞察力で
事件のカギを見抜き機知に富んだ発言で
人の心を救いながら事件を解決していく。

そんなシリーズモノなんです。

映画はすごく良くて。
私も姉も漫画で原作のストーリーは
知っていましたが、
これほどまでに違和感なく
映画も楽しめたのって
珍しいと思います。

そして、人生の考え方で
大切だなと思うような発想も
整くんがたくさん教えてくれて。

娘も楽しめたようでした。
映画のことで、
ここが良かった、あそこが良かったとか
そんな話はもちろんのこと、
それ以外のことも
たくさんおしゃべりして、いっぱい笑って。

そして、帰りの車中で、
引き続きいろんな会話をする流れで、
娘は私たちに向けて、
こんなふうに語ったのです。

今まで、小さい頃から
辛いことも、大変なことも
いっぱいあったけれど、
ここでこうやって笑って、
自分幸せだなーって思えてるってことは、
過去の辛かった経験も
全部、私にとっては意味のある、
大切なものだったんだろうなって思うって。


娘が自分で
「私、幸せだな」って感じてくれる。

私がここ数年、ずーーーっと
求めていたものでした。


娘は
学校に行けなくなるほど
悩んで悩んで辛くて、
夜も眠れなくて。
私いなくなればいいのかなと
思うこともあるくらいで。
声を出そうとすると息苦しくて
喉が痛むほどで。
カラダも全部悲鳴をあげていて。
そんな日々を1年以上過ごしていました。

私の仕事が忙し過ぎて、
息子の対応にいっぱいいっぱいで
まともに話を聞いてあげられなかった
あの頃の反省を踏まえ、

去年の春から、
時間をつくり、
いつでも娘の話を1番に聞くように
していました。
娘の状況を受け止め、
安心させてあげて、
プラスのことに心を向けさせてあげよう。
娘と楽しく過ごそう。
それを1番大切なこととして、
毎日過ごしてきました。

少しずつ、娘に笑顔が戻ってきていて、

学校は相変わらず
週に数回、行ける時だけ行って
別室で数時間過ごして帰ってくるくらいで
安心して心を開ける友達はいない。
そんな感じだけれど、

家で、好きなこともできてて
頑張ることもできてる。
私や、私の実姉とのおしゃべりで
お腹を抱えて笑うことも
よく見られるようになって。

よくなってきたかな?
とは思っていました。


でも、今回こんなふうに
はっきりと、

「私、幸せだなーって思う」

そう娘の言葉を聞くことができて、
なんだかとっても
ホッとしてしまって、
嬉しくて嬉しくて、
涙が止まらなくなって
しまいました。


「ごめんね、びっくりするよね、
でもお母さん、嬉しくてーーー」
って泣きながら話したら、


娘は

「いいよ、お母さん泣き虫だって、
わかってるもん。運転気をつけてね」


だって😂


映画と違って、
これで、めでたしめでたし
と終わるわけではありませんからね、

全くもって
これからが大切なんですけれども。

今のやり方で
娘と向き合っていけば
きっと大丈夫。

娘はきっと、
自分を大切にして、
自分は大丈夫って思いながら
歩いて行けるようになる。
なんとなくそんな気がしました。


これからもママ業
がんばるゾ💪💪💪




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