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柔軟な発想と創造力が必要

今日は小倉南区の子どもまつりがあって、朝から会場になっている競馬場へ。
北九州ESD協議会の未来創造委員会がブースを運営することになっていて、うちのNPOもそこに参画する形。

未来創造委員会の委員長は、うちのNPOのリーダーがやっていて、メンバーも一緒に活動している学生が何人も入っている。
知った人ばかりかと思いきや、民間企業の方もいたりして、やっぱりいつもとは違った感じ。

何より、実施内容が違う。
今日は、学生との協働の活動ですることの多い、防災をテーマにした「あそぼうさい」ではなく、ESDがテーマ。

エデュテインメントといって、エデュケーションとエンターテインメントを組み合わせた造語があるそうで、遊びながら防災を学ぶあそぼうさいは、まさにエデュテインメントだなぁと思う。

今回は、遊びながらESDを学ぶ、ESDエデュテインメント。
あそぼうさいのように、コンテンツがあることで参画しやすくなるという気づきから、チームに分かれてコンテンツづくりをしてきたそうで、5つの新しいゲームが誕生していた。

ゲームを通して、気候変動対策として自分ができることについて学んだり、視覚障害者の人の見え方を体験したり、食べ物や文房具などがどんな資源からできているかを考えたり、自然や生活の中で聞こえる音を聞いて何の音かを当てたり、心臓マッサージをする時のリズム感を身につけたり。

参加者は、未就学児や低学年の子どもが多かったけど、みんなすごく楽しんでいるようだった。

やっぱり、勉強として教えられるよりも、こんなふうに遊びながら体験して、楽しいと思って知ったり身につけたりできるというのが、興味関心が向くきっかけとしてすごくいいと思う。

それにしても、本当によく考えてゲーム化したなぁと感心する。
ただ単に楽しいゲームを考えるというのではなく、そこに学びの要素を入れていくというのが大事で、そのためには前提として知識も必要だし、そのうえで柔軟な発想と創造力が不可欠。

新しいものを生み出していくチカラのある人って本当にすごいなぁと思う。

今回は、昨年の子どもまつりに比べると参加者が少なかったようで、ゆったりした時間もあったから、学生と色々おしゃべりもできたりして楽しかった。
雑談は大事だなと思う。

それに、めずらしく自分でもゲームを体験できたのも良かった。
ゲームをやっているのを見たり教えたりすることはあっても、実際にやることってあんまりない。
けど、やってみるからこその気づきとか楽しさってあるから、どんなゲームでも自分でもやってみた方がいいなぁと思った。

活動の詳しい様子はリーダーのnoteから


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