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桃花千歳春

今日はお茶のお稽古。
ひなまつりということで、お軸はお雛様の絵の画賛。

「桃花千歳春(とうかせんざいのはる)」
桃の花は千年変わらぬ春を告げて無心に咲いている
という意味だそう。

お花は桃と菜の花が生けられていた。
お棗やお茶碗などのお道具も、お雛様やミル貝など季節のものばかり。

お客さんもいらして、人数も多いので「数茶」のお稽古をした。
数茶は七事式の中でも一番気楽な席。
お菓子も煙草盆も出て、和気あいあいとお茶を楽しめる。

こうやって、普段のお稽古とはまた違った経験をさせてもらえるのもありがたい。

ひなまつりなので、着物はかわいらしいものにした。

えんじ系の総絞り風の着物と、薄いピンク地に蝶や鳳凰などおめでたい柄の刺繍が入った帯。
どちらもいただいたもの。

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