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一緒に活動する楽しさを実感できる場に

今日はNPOの活動があって、八幡西区の市民センターへ。
子ども講座での「あそぼうさい」

ここの市民センターでは、子ども講座はいつもまち協の地域交流部と共催で行っているそう。
今回は新しくつくった、まち活プロジェクトのメンバーも一緒に取組んでいて、地域の人たちもたくさん。
ボランティアの中高生も来ていた。

子どもたちのためにみんなで一緒にやっていこうという思いがあって、それを行動に移せる人たちがたくさんいるって、素敵な地域だなと思う。
ちょっとした会話を聞いていても、仲の良さが伝わってくる。

ただ、こういうボランティアの人たちの高齢化と担い手不足は課題だそうで、今関わっている中高生が、この先まちづくりに参画していってもらえたらと考えているそう。
長いスパンで考えて、種を蒔いていく地道な取組みは大切だなと思った。

今回のあそぼうさいは、2回シリーズ。
今日は子どもたちにゲームを体験してもらって、次回、子どもたちが地域の人たちに教えるという流れ。

子どもたちの関係性も既にできているようで、講座開始前から好き好きにゲームで遊んでいたり、積極的な子が多い。
アイスブレイクで大人も一緒に交流した後は、7つあるブースで自由に遊んでもらう。

ボランティアの中高生は、うちのNPOで活動する大学生メンバーと一緒に、子どもたちに教える側になってもらった。
毎回ボランティアとして参加しているけど、自分からは全然発言しないという子が話している姿を見て、大学生と一緒に活動することの影響が大きいと思うと、地域の方が言っていた。

大学生メンバーはうちの活動になくてはならない存在。
講座に来た子どもたちや主催者の人たちが喜ぶだけでなく、一緒に活動していて、その姿勢や発言、考え方とかがとても刺激になる。
これからも丁寧に関わっていきたい。

後半、子どもたちに次回教えるゲームを何にするか選んでもらった。
こちらが決めて割り当てるのではなく、自分で選択してもらうことで主体性が生まれる。
こういう時の仕掛けや進め方が、うちのリーダーは抜群にうまい。
狙って自然とやれるスキルを盗めるといいと思う。

自分たちが教えるとなると、ただ楽しく遊んでいた時とは子どもたちの姿勢もガラッと変わる。
このチカラがすごいなと思う。

地域の方が、子どもたちの反応が顕著なことに驚いたと言っていた。
最近の子どもは、好き嫌いとかやりたいやりたくないということを、あまり言わない子が多いそう。
それがとっても反応がはっきりしていて、それだけ企画がいいんだろうと喜んでくれた。

色々な地域であそぼうさいをして、多世代交流のツールになると実感してきたけど、今回はまさに多世代交流の場だった。
それぞれが、一緒に活動することの楽しさを改めて感じてくれたんじゃないかと思う。

地域づくりの支援につながる、とても良い講座になったと思う。
次回がどんな講座になるのか楽しみ。

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