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有花有月有楼台

今日はお茶のお稽古。

お軸は「無 有花有月有楼台(はなあり つきあり ろうだいあり)」

大きく「無」と書かれた横に、「花あり月あり楼台あり」と書かれている。
もとは、「無一物中無尽蔵 有花有月有楼台」という蘇東坡の詩の一節。

横物の掛軸だったので、お花は正面に置かれていた。

今日は風炉の中置きのお稽古で、水指の位置が変わって、手の動きがいつもと違う。
少しの違いなんだけど、つい、いつもの感じで手が動いてしまって、戸惑ってしまう。

季節の変わり目には神経を行きわたらせておかないといけないっていうことよ、と先生に言われた。

漫然とお稽古をしてはいけないなと反省。

今日のお着物は、茶色の紬に白地の帯。

最近やわらかものの着物が続いていたので、たまには紬にしてみた。
色合いも、なんとなくこの時期がちょうどいいなと思う。

着物はおばあちゃんの箪笥に眠っていたもので、かなり着古されていて、紬だけどとってもやわらかい。
帯はいただいたもの。

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